米米CLUBが全力応援！ 『B.LEAGUE EARLY CUP』公開記者発表

B.LEAGUEリーグ戦の前哨戦となる『B.LEAGUE EARLY CUP』。その関東大会の公開記者発表が27日（月）、フジテレビ前のマイナビステージで行われた。

当日は『B.LEAGUE EARLY CUP 2018 KANTO』の参加チームから、栃木ブレックスの田臥勇太、アルバルク東京の正中岳城、川崎ブレイブサンダースの長谷川技ら各選手と、大会テーマソングの「Shake Hip！～B.LEAGUE EARLY CUP 2018 VERSION～」を歌う米米CLUBが登壇。大会PRに一役買った。

この『B.LEAGUE EARLY CUP』は去年から始まったトーナメント戦で、『B.LEAGUE CHAMPIONSHIP』『天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会』に並ぶバスケットボールの三大タイトルと言われている。今年は東北、東海、北信越、関西、西日本、関東の6地区で同時開催され、このうち関東大会となるのが『B.LEAGUE EARLY CUP 2018 KANTO』だ。

昨年の『B.LEAGUE KANTO EARLY CUP 2017』を制したアルバルク東京は、『B.LEAGUE CHAMPIONSHIP』も制覇。今年は参加6チームがこの大会での戴冠を競い合うことになり、トーナメント戦の一発勝負ということもあって、目の色を変えて挑む大会となっている。

アルバルク東京からは、昨シーズンのキャプテン・正中岳城選手が登壇。「このEARLY CUPのタイトルを獲って、良いシーズンがおくれた。各チーム、リーグを戦うための大会にしたいはずで、自分たちもこのタイトルを獲るために良い準備をしたい」と連覇宣言をした。「関東は、凄く強いチームがたくさん参加する。ここ（EARLY CUP）で自分たちの戦いや試す部分というのは大きい。結果をまず掴みたい」と並々ならぬ決意を口にしている。

川崎ブレイブサンダースの長谷川技選手は「（運営が）DeNAに変わったが、（前の）東芝の68年の伝統と歴史をしっかり受け継ぎながら、新・川崎ブレイブサンダースとして頑張りたい」とかつての古豪復活を誓った。「B.LEAGUEとして3年目。一つも（優勝という）結果を残せていないので、まずは3大タイトルの一つの、このEARLY CUPを制したい」と話しており、2016-17シーズンの『B.LEAGUE CHAMPIONSHIP』で惜しくも栃木ブレックスに負けて準優勝となった雪辱を、ここで晴らしたいところだ。

その栃木ブレックスの田臥勇太選手は「地元開催ですし、僕たちの強みはファンと一緒に戦うこと。地元の声援を受けて皆で戦いたい」とホームアドバンテージを活かしての優勝を誓う。「本当にこの関東は強いチームばっかりなので、良いチャレンジになると思います」と強豪の多いライバルチームの警戒も忘れなかった。

同大会テーマソング「Shake Hip！～B.LEAGUE EARLY CUP 2018 VERSION～」を歌う米米CLUBのカールスモーキー石井が登壇すると、会場からは大きな声援が飛んだ。まるで「Shake Hip！」のごとく、石井はすでにハイテンションモード。入場の際、いきなり「B.LEAGUE！B.LEAGUE！Yeah！」と叫ぶと、会場はすぐさま一体感に包まれた。

進行はフジテレビの佐野瑞樹、杉原千尋両アナウンサーで行われた。マイクを向けられると、石井は「疲れちゃった」「いやー、涼しいですね」と、熱中症が心配されるほど気温が上昇した会場にもかかわらず、大きなボケやジョークを連発して会場を盛り上げた。

その後、米米CLUBのBON、シュークリームシュ〈MINAKO/MARI〉も登壇して、賑やかな記者発表となった。BONが「皆さん、この暑い中、だいじょうぶですか？」と会場に訪れたファンを気遣うと、隣にいた石井が「大丈夫でーす！」とファンの声を代弁!?　会場を笑いの渦に巻き込んだ。

「Shake Hip！～B.LEAGUE EARLY CUP 2018 VERSION～」はオリジナルの「Shake Hip！」に、「DIFFENCE！」「OFFENCE！」などバスケットボールならではのフレーズが入れられたもの。このテーマソングがバックに流れれば、試合当日も盛り上がること間違いないだろう。

佐野アナウンサーが「この大会を盛り上げたいってことで、このShake Hip！を選んだってことですよね？」と聞くと、石井は「やっぱり、一番ハデハデしくできるっていうか。盛り上げたいじゃないですか」「バスケというより、観に来る皆さんが、気持ちが跳ねるというか、そんな曲がいいと思って」とこの曲を選んだ理由を話した。

「いかがですか？　Shake Hip！は」と聞かれた田臥は「いやー、こうやって（バックで）流れているだけで、僕らもバスケをしたくなるようなリズムなので、楽しみですね！」と話すと、石井がすかさず「バスケットがしたくなるようなリズムなんですよ！」とツッコミを入れた。

その後も、佐野アナウンサーが「BONさん、大会初日の9月7日に……」とほかの出演者に話を聞こうとすると、「行ってる行ってる！」とツッコミを入れる石井。「石井さん、台本ぶっ飛ばして喋るの止めてください！」と佐野アナウンサーが反応するなど、石井が暴走し続けた。

そんな、とにかくハイテンションな米米CLUBが『B.LEAGUE EARLY CUP 2018 KANTO』の初日、9月7日（金）に会場に登場。17:00からスペシャルパフォーマンスを展開する。ほかにも、記者会見に花を添えた栃木ブレックスのチアリーディングチーム「BREXY」や、作新学院の吹奏楽部も、当日大会を盛り上げるために出演するという。

B.LEAGUEの2018-2019シーズンは今秋に始まるが、そのチャンピオンシップの優勝を占う意味でも、『B.LEAGUE EARLY CUP 2018 KANTO』は必見のゲーム。強豪の6チームが一度に集い、真剣勝負を繰り広げるこの3日間は、手に汗握る接戦が繰り広げられること必至だ。