ZOZOマリンスタジアムが改修へ! ダグアウト上などに新シート設置
新設される「ダグアウトボックス」
千葉ロッテマリーンズは、2019年シーズンに本拠地ZOZOマリンスタジアムを改修し、新たな座席を設置する。
これは、より臨場感溢れるボールパークの実現を目的とする改修となる。新たに設置するのは「ダグアウトボックス」、「サブマリン・シート」、「ホームランラグーン」の3席種 計746席。いずれもグラウンドレベルに隣接し、選手の白熱プレーをより間近に見ることができる。
各新シートの設置場所
「ダグアウトボックス」(1塁側10ボックス、3塁側10ボックス)は、ダグアウトの上部真後ろ、ダグアウトとS席の間に位置するグループ席(5人席)。ダグアウトにいる選手の気配を間近に感じることができる。
「ダグアウトボックス」はダウアウトの真後ろ上部に位置するグループ席となる
「サブマリン・シート」(1塁側172席、3塁側172席)は、1塁側と3塁側のファールエリアに設置される席。グラウンドにせり出すように、フィールドウイングシートの前に地面を掘って設置され、今までのZOZOマリンスタジアムにはなかった“グラウンドレベルの目線”での観戦が可能だ。前には防球ネットが設置され、全席テーブル付きとなる。
ファールエリアのグラウンドにせり出した「サブマリン・シート」
地面より低い位置となり、目線がグラウンドレベルになる
「ホームランラグーン」(ライト側151席、レフト側151席)は、外野席初のグラウンドにせり出した観客席。グラウンドと同じ高さに位置し、外野手により近い位置で試合が楽しめる。足元は人工芝で、全席テーブル付き。1名席、4名席、6名席が用意される予定だ。
「ホームランラグーン」は外野席初のグラウンドにせり出した観客席となる
グラウンドと同じ高さで、外野席の前に設置される
これらの新シートは一般販売、およびシーズンシートにて販売される予定だが、一部はシーズンシートのみの販売となる可能性もあるという。詳細は後日改めて発表される。
このほか、外野席の最前列にある金網フェンスを現在の2.3mから約1.1mに低くして視界を改善。「フィールドウイング・シート」の最前列にある防球ネットを撤去し、「サブマリン・シート」に新設するなどの観戦環境の改善が行われる。また、ダグアウト(チームベンチ)は現状の場所からグラウンド側にせり出す予定だとしている。
来季のZOZOマリンスタジアムでは臨場感に溢れ、よりエキサイティングな野球観戦ができそうだ。