天野喜孝、藤沢とおるら15名が古事記をテーマに参加 壱岐島で限定販売の漫画・カルチャー誌『COZIKI』が創刊
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『COZIKI』創刊号の表紙
日本最古の歴史書と言われる古事記をテーマにした漫画・カルチャー誌『COZIKI(コジキ)』が、2018年9月20日(木)に創刊、長崎県・壱岐島限定で発売される。また、創刊記念として東京都新宿のTSUTAYA BOOK APARTMENTとタイアップし、同店限定で『COZIKI』の販売や参加した漫画家・アーティストの作品を展示する特設コーナーの設置を10月3日(水/予定)まで行う。
マッチロ (C)macchiro.
漫画・カルチャー誌『COZIKI』は、古事記に縁が深い名所が多く点在し“神々が宿る島”と呼ばれる壱岐島の活性化に貢献するため、壱岐市との官民一体で今年3月にスタートした漫画とアートのプロジェクト「COZIKIプロジェクト」の一環として創刊される。
「COZIKIプロジェクト」は「古事記をモチーフに、新たな神話を創る」をコンセプトとし、単に古事記の物語を紹介するのではなく、漫画、写真、イラスト、小説、詩など様々な分野のアーティストが参加し、古事記の登場人物や壱岐をモチーフとした作品=“新たな神話”を創作するもの。今回創刊する『COZIKI』は、作品の発表の場として発刊となる。編集長は『CUT』『EYESCREAM』『RiCE』をはじめとする音楽、ファッション、フードなど多くのカルチャー誌を手掛けてきたライスプレスの稲田浩が務める。
ベテランから注目の新人まで、15名の漫画家・アーティストが参加
天野喜孝 (C)Amano Yoshitaka
創刊号に参加したアーティストは総勢15名。漫画家では『GTO』の藤沢とおるをはじめ、新進気鋭の大橋裕之や鳥飼茜、服部昇大、マッチロの5名が参加。また、日本を代表する画家・イラストレーターの天野喜孝や寺田克也、下田昌克に加え、写真家の藤代冥砂と嶌村吉祥丸、コラージュアーティストの河村康輔、詩人の菅原敏、出張料理人のソウダルアなど幅広い分野のアーティストの作品を掲載している。さらに企画協力として戸矢学(歴史作家)、特別協力として手塚るみ子(プランニングプロデューサー/手塚プロダクション取締役)も参加している。
●創刊号の参加アーティスト(50音順)
天野喜孝(画家・イラストレーター)/大橋裕之(漫画家)/河村康輔(コラージュアーティスト)/嶌村吉祥丸(写真家)/下田昌克(イラストレーター)/菅原敏(詩人)/ソウダルア(料理人)/手塚るみ子(プランニングプロデューサー/手塚プロダクション取締役)/寺田克也(イラストレーター)/戸矢学(歴史作家)/鳥飼茜(漫画家)/服部昇大(漫画家)/藤沢とおる(漫画家)/藤代冥砂(写真家)/マッチロ(漫画家)
壱岐島で制作した作品も多数掲載
菅原敏と嶌村吉祥丸 Photo by Kisshomaru Shimamura
プロジェクトに参加するうえで多くのアーティストが実際に壱岐島を訪れ、そこで感じた島のイメージを作品にした。創刊号では、藤沢とおるが壱岐島で見た物を『GTO』の人気キャラクターの “あの人”が紹介する旅漫画、藤代冥砂による壱岐島女性グラビア、下田昌克が島を回って作った新観光マップなど壱岐島で制作された作品も多く登場し、島の魅力を新しい視点で感じることのできる内容となっている。