『ライオンキング』大阪公演来年5月15日に千秋楽

2015.10.30
ニュース
舞台

開幕3周年に文楽人形遣い 二代目 吉田玉男氏 が来場

開幕3周年を迎えたミュージカル『ライオンキング』大阪公演の千秋楽が、2016年5月15日(日)に決定した。大阪四季劇場での上演は3年7か月となり総公演回数は1196回となる予定。

前回の大阪初演以来12年ぶりの再演となった今回の公演は、2012年10月28日に大阪四季劇場で開幕。2014年11月に関西地区最長ロングラン記録を達成。次いで2015年4月には、日本公演総入場者数が1000万人に到達、7月には日本公演通算回数1万回を迎え、今月11日には関西地区でのロングラン公演回数が1000回に届くなど、様々な記録を達成。

なお、『ライオンキング』の国内通算公演回数は10,199回(10月28日現在)。これは国内ミュージカル上演回数第1位を誇る。

去る10月28日の本編終了後には、開幕3周年の感謝と千秋楽決定の報告を兼ねた特別カーテンコールが行われた。シンバ役の田中彰孝が「千秋楽は決定いたしましたが、一人でも多くのお客様に作品を楽しんでいただけるよう、一回一回の舞台を精一杯努めてまいります」と舞台挨拶で話した。

終演後には、今年4月に襲名した文楽人形遣いの二代目吉田玉男氏が錦秋文楽公演で遣う人形とともに、出演者たちと交流した。『ライオンキング』は日本の文楽・歌舞伎やインドネシアの影絵技法など、世界各地の表現技法を採り入れた壮観な舞台となっており、その縁で今回の交流が実現。二代目吉田玉男氏は「『ライオンキング』と文楽は似ている箇所もあり勉強になりました。お互い関西の芸術文化を高め合えたら。」と語った。

公演情報
劇団四季『ライオンキング』大阪公演
大阪四季劇場にて上演中
※東京公演は四季劇場[春]にて上演中