柳家花緑「創作落語と古典落語、二つの面白さを体験していただきたい!」『花緑ごのみ vol.36』
柳家花緑
2018年10月26日(金)、27日(土)にイイノホールにて、柳家花緑『花緑ごのみ vol.36』が上演される。本公演は落語家・柳家花緑の36回目となる独演会で、新作落語「鶴の池」(~バレエ・白鳥の湖~より) ほか、古典二席を披露する予定だ。落語界の新しい未来を切り拓く注目の存在である彼に、公演に向けて話しを聞いた。
ーー今回で36回目となる『花緑ごのみ』ですが、初めて来られるお客様にどんな会か教えて下さい。
この会は、私が初めてやる落語(ネタおろし・初演)や、久し振りで忘れてしまってた落語をもう一度やってみよう!という会です。
柳家花緑
ーー「練り直し」の会とありますが、それを始めたきっかけは。
演目自体は面白いのに、忘れてしまっていたり、私が面白く演じられなかった。つまり“未練”がある演目をもう一度練り直して、やり直したい。と思ったことがきっかけでした。
ーー演目に「鶴の池」~バレエ白鳥の湖より~とありますが今回の演目はどのように決められましたか? また、どんなお話しなのでしょうか? みどころなど教えて下さい。
始めに「ジゼル」というバレエ作品を「おさよ」という落語にし、それがとても面白く出来上がりました。そこで、次にこの超有名なバレエ作品「白鳥の湖」も落語にしたのですが、初演はあまり上手く演じられませんでした。今回は、リベンジマッチです。これから度々演じられる演目にすることが目標です。どんなお話か? は「白鳥の湖」を和物にしたものですが、バレエが落語にどう変わったのか? が見どころです!
柳家花緑
ーーお客様へのメッセージをお願いします。
当日は、創作落語「鶴の池」にくわえ、古典落語もお聞きいただきますので、二つの面白さをご体験いただく機会になると思います。是非お越し下さい。よろしくお願いします。
公演情報
2018年10月26日(金)19時開演
2018年10月27日(土)13時開演
※開場は開演の30分前
公演に関するお問合せ: