2017年7月~18年6月ドラマ出演数ランキング第3位の俳優・高橋努が描く長屋で育まれた家族の物語「付きまとう褐色」が上演される

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2018.10.17

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2007年に高橋努を中心に結成され、関係した俳優達がここからまた外部に出発し、活躍していくことを目指す演劇チーム渋谷ハチ公前。家族・恋人・仲間など、身近にいる人々の大切さを優しく、時には残酷に描いたものが多く、共感を得ており、近年、前売りの段階で完売が続出、第28回下北沢演劇祭に参加した前回公演「春、憐れみ、コンビナート」
も全公演完売し、動員数を着実に伸ばしている彼らが、2018年11月7日(水)~11月14日(水)まで、浅草九劇にて、長屋で育まれた家族の物語「付きまとう褐色」を上演する。

作・演出は、数々の映像や舞台に出演している高橋努が、演劇チーム 渋谷ハチ公前の世界観で表現する。

上野なつひ

上野なつひ

出演は、10 月に公開される映画「ウスケボーイズ」(監督:柿崎ゆうじ)や「義母と娘のブルース」(TBS)に出演している上野なつひをヒロインに迎え、「家政夫のミタゾノ」(テレビ朝日)、「熱血!ブラバン少女。」(作・演出:G2)などドラマや舞台でも活躍中の是近敦之、短編映画「男」(監督:小暮法大)で初主演を果たし、東京カレンダーWEBドラマ「港区おじさん」ではオレガー峰岸健太郎役で出演している成松修など、個性豊かなキャストが揃っている。
 

あらすじ
とある下町の世間には長屋と呼ばれている集合住宅の二部屋。
長男・次男、継母の連れ子の三男・四男の家。
一組の布団を横に敷き、四人で寝ていた子供時代。
母親が出て行き、二組使えるようになった。
父親が死に、三組使えるようになった。
大人になると一人溢れた。
夫の帰りを待ち続けている女。
なんとか生活しているが、このままでは資金が底をついてしまう。
壁一枚を隔てた隣人。
どこか世間から遮断され、窮屈な世界に住み続ける住民達。
死んだ父、居ない母、抜け出せない四兄弟。
自由を感じず、不自由に固執し生きてしまう女。
この長屋に関わる人達の未来ある物語。


真骨頂ともいえる世界観の再演だけに、期待は膨らむ。

公演情報

演劇チーム渋谷ハチ公前プロデュース公演vol.10
『付きまとう褐色』

作:演出:高橋努 

出演:上野なつひ  まつながひろこ  是近敦之  成松修  長尾卓磨  大塚ヒロタ  石田将士  植木祥平  大対源  田浦傑

】全席自由 前売・当日共に3000円 
【公式サイト】http://shibuhachi.wixsite.com/shibu8

プロフィール

演劇チーム渋谷ハチ公前

主宰:高橋努

(主な出演)
《ドラマ》
「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」(フジテレビ) 石塚辰也役 2018 年 7月期
「探偵が早すぎる」(日本テレビ) マスター役 2018年7月期
「GIVER 復讐の贈与者」(テレビ東京) 松永役 2018年7月期
「西郷どん」(NHK) 富堅役
《映画》
「そらのレストラン」 監督:深川栄洋 2019 年公開予定 富永芳樹役
「海辺の週刊大衆」 監督:太田勇 2018年4月14日公開弟役
「火花」 監督:板尾創路 原作:又吉直樹 2017年11月23日公開
「追憶」 監督:降旗康男 2017年5月6日公開 足立役

《舞台》
「海辺のカフカ」演出:蜷川幸雄2019年2月 パリ・国立コリーヌ劇場2019年5月東京・TBS 赤坂 ACT シアター
「プレイヤー」作:前川知大 演出:長塚圭史 2017年8月Bunkamura シアターコクーン
「星回帰線」作・演出 蓬莱竜太 2016年11月東京芸術劇場シアターウエスト他、7会場
「焼肉ドラゴン」作・演出 鄭義信 2016年3月新国立劇場小劇場
「正しい教室」作・演出 蓬莱竜太 2015年4月パルコ劇場
「海辺のカフカ」演出:蜷川幸雄 2014年6月~7月 2015年5月・7月・9月~11月
彩の国さいたま芸術劇場大ホール ロンドン・バービガン劇場他、6会場
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