毛皮のマリーズ 名盤「ビューティフル/愛する or die」10周年記念アナログ盤を1000枚限定リリース
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毛皮のマリーズ
皮のマリーズの1stシングル「ビューティフル/愛する or die」の発売10周年を記念して7インチ・アナログ盤が、1000枚限定プレスで志磨遼平(現ドレスコーズ)の主宰するイエスレコードから12月5日(水)にリリースされることになった。
今作は、一昨年の1stアルバム『戦争をしよう』、昨年の2ndアルバム『マイ・ネーム・イズ・ロマンス』、今年4月の『Faust E.P.』に続く「発売10周年記念アナログ盤」の第4弾で、7インチ・シングルレコードのリリースは志磨遼平のキャリア史上初となる。ジャケットには特殊紙を使用し、60年代後期UK盤のディティールを再現したマニア垂涎の仕様となっている。
毛皮のマリーズは、かつて志磨遼平(現ドレスコーズ)、越川和磨(現THE STARBEMS他)、栗本ヒロコ、富士山富士夫が在籍し、2011年9月の6thアルバム『THE END』の発表と共に前代未聞の解散劇で伝説と化した不世出のロックンロールバンド。
「ビューティフル/愛する or die」は両A面シングルとして2008年にリリースされ、とくに「ビューティフル」は多くの若いアーティストが「人生を変えた1曲」に挙げるなど、現在も影響力を持つ楽曲としてロックファンに愛されている。一方、「愛する or die」は当時のライブにおいて暴動寸前の盛り上がりを見せていた破壊力200%のキラーチューン。“宗教” は本作でしか聴けない(アルバム未収録)レアトラックであり、隠れた名曲といえる。
なお、PCI MUSICオンラインショップ初回特典としてバンドロゴの透明ステッカーが先行予約400枚にのみ封入される。
■志磨遼平コメント
「“ビューティフル” を書き上げた夜、一刻も早く誰かに知らせたくて、当時やっていたブログに歌詞をまるごと載せたことを覚えています。そうでもしないと興奮がおさまらなかった。
そして当時契約したばかりだった事務所に「すぐにシングルで出してほしい」と頼み込みました。そんなことを自分から言い出したのは後にも先にもこの時だけです。これが代表曲になる、という確信があったのでしょう。
ジャケットデザインは《作曲からわずか10日でリリースされた》というジョン・レノンの『Instant Karma!』にあやかりました。今回の7インチ盤はさらに “本物” らしい質感へとリデザインされています。
この曲はぼくの、ぼくらの、人生をたしかに変えました。今でも必ず歌うレパートリーの数少ないひとつで、あの夜の予感通り、ぼくの代表曲となったようです。」