前山剛久、小松準弥、佐伯亮、スタッフのコメントが到着! 2019年上演の舞台『妖怪アパートの幽雅な日常』
左から、前山剛久/稲葉夕士役、 小松準弥/長谷泉貴役、佐伯亮/龍さん役 (C)香月日輪・深山和香/講談社
香月日輪原作の児童文学「妖怪アパートの幽雅な日常」(講談社刊)が、舞台『妖怪アパートの幽雅な日常』として、2019年1月11日(金)~1月27日(日)紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて上演される。本公演のスタッフ、メインキャストより、本作品への期待や意気込みなどのコメントが到着した。
上演台本/谷碧仁 コメント
普段現代劇を中心に描いておりまして、『妖怪アパートの幽雅な日常』を最初に読ませていただいた時、「これは現代劇だ!」と興奮した所から始まりました。喋る鳥がいたり、麻雀が大好きな鬼がいたり、姿形が何にも属さない者まで次々に現れるのですが、それらはリアリティを放ち続けております。そして何よりも主人公、夕士の心情変化のリアリティには驚きを隠せませんでした。夕士や周りの人々、さらには不思議な者達のリアリティに、僕自身の人生の捉え方、僕であればこの言葉をこう感じる、といった感覚を追加しながら、ありとあらゆるリアリティが存在する脚本ができたと思っています。
演出/元吉庸泰 コメント
優れた作品は”孤独”について描かれている、とある高名な演出家の言葉があります。
原作を拝読した時、夕士の等身大の孤独と、彼がほんの少しだけよりよく在りたいという思いが丁寧に描かれていることを感じました。そして、それを彩り、受け入れ支える多様な妖怪アパートの仲間たちの”日常”に心が潤いました。
この舞台がそんな夕士と仲間達の様に少しでもよりよく在りますよう、そして少しでも多くの色彩で彩れますよう、作品を抱きしめていきたいです。観る楽しみと感じる琴線を最大限に張り巡らせます。楽しみにして頂ければと思います。
稲葉夕士 役 / 前山剛久 コメント
「妖怪アパートの幽雅な日常」舞台版に稲葉夕士役での出演が決定しました前山剛久と申します。この作品に参加できることが本当に嬉しいです。小説、マンガ、アニメ。コンテンツを重ねて、みなさんの期待はとても膨らんでいると思います。だからこそ、気持ちでお芝居を作っていくことに重点をおいて、観る方の心に何か残せる作品に仕上げることを目指します。みなさん、お楽しみに。
長谷泉貴 役 / 小松準弥 コメント
様々なメディア展開を経て、長らく愛されてきた作品に携わらせていただけてとても光栄ですし、新たな世界に出会えることが今から本当に楽しみです。深く共演経験があり気心の知れた前山さん、佐伯くんとの絆を武器にカンパニーを盛り立て、原作ファンの皆さんが愛するファンタジー要素が散りばめられたこの作品によりリアリティを添えられるよう、全身全霊生身でぶつかっていきたいと思います。
龍さん 役 / 佐伯亮 コメント
児童文学からコミック化、アニメ化、そして舞台化と、長い歴史があるこの作品に関わることが出来てとても光栄です。龍さんは優美で気迫があってさらに内から醸し出ている圧倒的な存在感もあり、僕が今まで演じたことのない役柄ですが、キャストの皆と心からぶつかり合い、芝居に誠心誠意向き合っていきます。よろしくお願いします!!
「妖怪アパートの幽雅な日常」とは
原作小説『妖怪アパートの幽雅な日常』は、2003年から2013年までに本編全10巻、外伝1巻を刊行、11年からは漫画家・深山和香によってコミック化され、現在も月刊少年シリウス(講談社刊)誌上にて連載中の妖怪ファンタジー作品です。シリーズ累計で580万部が刊行され、第51回産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞した児童文学のベストセラー。魅力あるキャラクターと人情味あふれるストーリー展開は時代を越えて愛され、17年にはアニメ版が放送。今もなお新たなファンを増やし続けています。
三年前に両親が他界し、伯父の家に引き取られた稲葉夕士16歳。高校からは寮に入り自立して……と思った矢先、寮が火事で焼けてしまった!なんとか探し出したアパートは、家賃2万5千円(!)という破格物件。だがそこにはオバケや妖怪が出るという……。画家、除霊師、自称霊能力者、そして幽霊や妖怪など、人情味あふれる「クセ者」入居者に囲まれて、夕士のフツウの!? 高校生活が始まる。夕士の目線で描かれる、妖怪との日常を通して無くしていたものを取り戻していく心の成長物語。
公演情報
原作:香月日輪
漫画:深山和香
上演台本:谷碧仁
演出:元吉庸泰
出演:
稲葉夕士 役 前山剛久
長谷泉貴 役 小松準弥
龍さん 役 佐伯亮
ほか 後日発表
公演日程:2019年1月11日(金)~1月27日(日)
会場:紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
製作:舞台「妖アパ」製作委員会(パルコ、サンライズプロモーション大阪)