『Re:animation 8 -Rave In NAKANO』で3,400人が熱狂

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Re:animation8

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中野駅前で3,400人が熱狂!!

11月1日、中野区役所前庭特設イベントスペースと中野サンプラザ前広場の2ヶ所を使い『Re:animation 8 -Rave In NAKANO』 が開催された。

『Re:animation』は2010年に新宿区歌舞伎町でスタートしたアニメソングとダンスミュージックを中核とした屋外レイブイベント。回を重ね、2013年からは中野区の駅前広場に場所を移し開催されている。


このイベントの大きな特徴は、開催費用のすべてをクラウドファンディングでまかなっていること。これはクラウドファンディングがメインストリームになるずっと前、第3回開催(2012年)からの一貫した方針だ。8回目となる今回は目標額達成後も「ストレッチゴール」を設定し、約580万円を集めることに成功している。その費用で音響設備の拡充や野外環境でのVJ(映像演出)を可能にする「LEDビジョンカー」を導入することとなった。

支援内容には、フロア優先入場券や、推しのぼり、やぐらを使用したVIPシート、バリケードへの命名権なども含まれており、入場無料のフリーなイベントながら来場者の「参加感」が強いのもイベントの歴史を物語るものとなっている。

 

心配された天気も杞憂で、抜けるような晴天のもと、オープンに先駆けて数百人のオーディエンスが会場を待ちわびていた。主催によるオープニングの挨拶後には、開幕のキックとともに盛大な歓声が上がっていた。

区役所前ではアニメソング中心、サンプラザ前ではリミックスのダンスミュージックをメインとしたステージが展開され、『Re:animation』のカラーでもある「アニソンとダンスミュージックの融合」を見事に体現。フロアのあちこちからは「向こうの音も気になる」という嬉しい嘆きが続く。

Re:animation 開幕

Re:animation 開幕

昼過ぎにはアニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の主題歌を歌う分島花音が区役所前ステージでチェロを弾きながら、パワフルなパフォーマンスを披露。一方、Conures feat.木村弓はライアー(竪琴)を弾き語りながら『千と千尋の神隠し』の主題歌「いつも何度でも」を演奏し、見事な癒し空間を作り出していた。

区役所前広場の中盤を飾ったHiroshi Okubo × Taku Inoueは、バンダイナムコスタジオ・サウンドチーム所属の二名によるダンスミュージックユニット。曲名を知らずとも聞けば「あれだ!」とわかるビビットなゲームミュージックのアレンジでフロアを熱狂させた。

サンプラザ前では、作詞家としても活躍する人気シンガー・TRUEがスピード感あふれるライブを披露。建築構造上の理由でフロアはジャンプ禁止となっていたが、熱気を帯びたオーディエンスの歓声は駅前付近まで響き渡っていた。

TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDは松岡秀明と大竹佑季をゲストに迎え、スマッシュヒットとなったアニメ『WITCH CRAFT WORKS』から「ウィッチ☆アクティビティ」や、今季大期待のアニメ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』EDテーマを披露。そして『おそ松さん』EDテーマである「SIXSAMEFACES~今夜は最高!!!!!!~」を独自のアレンジで演奏し、”今季一番忙しいアニメサウンドクリエイター”という面目躍如の大盛り上がりを見せた。

今回のイベントは10月31日から開催されている『中野文化祭』のプログラムの一つ。同時開催のコスプレイベント『MAG Festa』とのコラボレーションでもあったため、コスプレイヤーも数多く参戦していた。話題の刀剣乱舞や、映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』をはじめ、思い思いのスタイルで楽しむ参加者が多いのも『Re:animation』の特徴だ。

Re:animationを彩るコスプレイヤー

Re:animationを彩るコスプレイヤー

Re:animationを彩るコスプレイヤー

Re:animationを彩るコスプレイヤー

Re:animationを彩るコスプレイヤー

Re:animationを彩るコスプレイヤー

Re:animationを彩るコスプレイヤー

Re:animationを彩るコスプレイヤー

Re:animationを彩るコスプレイヤー

Re:animationを彩るコスプレイヤー

 コスプレにとどまらず、オリジナリティの光るファッションでイベントを彩る参加者も見うけられた。

Re:animationを彩るオリジナルコスチューム

Re:animationを彩るオリジナルコスチューム


Re:animationを彩るオリジナルコスチューム

Re:animationを彩るオリジナルコスチューム



夕方にはやや肌寒く感じる状況にもかかわらず、16時の段階で入場者が2,000人を超え、入場規制の時間も設けられる盛況ぶり。区役所前にはDJ AKI、B.Toriyama、Nhatoといった国内外で高い評価を誇るダンスミュージックDJが登場し、VJたちが本領発揮のLEDスクリーンが極彩色の映像をビートに合わせてスイッチング。
極彩色のLEDディスプレイと華麗なVJ

極彩色のLEDディスプレイと華麗なVJ

区役所前オーラスを飾るユニット・GHS(後藤王様・DJ HACK ・DJ 沙亞也)は、『Re:animation』が初のコラボリミックスをプロデュースしたGRANRODEOの10周年記念ライブでオープニングを務めたDJだ。

3人は「最後びっくりすることやります!僕たちで新しい扉開くよ!!(後藤)」、「今回もアニソンDJとしてのプライドを見せていきたい(沙亞也)」、「全て詰め込める3人でのプレイなので、改めて楽しんでやっていきたい(HACK)」と雄たけびをあげる。

1週間前には幕張メッセで2万人規模のオーディエンスをロックさせたこの3人組。アニソンにスクラッチを加えた独特のスタイルで変幻自在にフロアを操り、テンションの高いコールアンドレスポンス、アンセム曲のシンガロングと、全ての要素を詰め込む。ラストには「南南西を目指してパーティーを続けよう!」という後藤王様の呼びかけで、フロア全員がハッピーな空気に包まれた。
 

終わってみれば、イベントの総動員数は3,400名を記録。『Re:animation』史上初の要救護者0人で、いつものごとく会場に残されたゴミもゼロ。むしろ、イベント前よりもフロアは綺麗になっていた。中野区役所・サンプラザ前という前代未聞のフロア構成を、8時間にわたって熱狂のステージに変え、『Re:animation 8 -Rave In NAKANO』は無事に幕を下ろした。

NEXTを待ち望む声もすでに多く、まだまだ『Re:animation』は進化する。アニメソング、ダンスミュージック、クラブ、レイブのボーダーを取り払い、フラットに楽しめる空間を提供し続けるイベントは稀有だ。今から次の開催が待ち遠しい。

イベント情報
Re:animation8 – Rave in NAKANO –​(終了)

 日時:2015年11月1日
 会場:中野区役所前庭 特設イベントスペース/中野サンプラザ前広場(隣接2会場・2フロア)

 

 

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