キルトの祭典『東京国際キルトフェスティバル』、2019年は“印象派と“南フランス・プロヴァンス”がテーマの特別企画を開催

2018.11.5
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アート

鷲沢玲子 作

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キルトを愛する人々が集い、キルトの魅力を伝える世界でも最大規模のキルトの祭典『第18回東京国際キルトフェスティバルー布と針と糸の祭典ー』が、2019年1月24日(木)〜30日(水)までの7日間、東京ドームで開催される。

特別企画 「印象派に恋して〜キルトとアートの素敵な出会い〜」

1.ピエール=オーギュスト・ルノワール《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)》

今回の特別企画ひとつ目は、「印象派に恋して〜キルトとアートの素敵な出会い〜」。19世紀後半、印象派はまばゆいばかりの光と色彩で多くの人々の心をとらえてきた。日本を代表するキルト作家の鷲沢玲子、キャシー中島、上田葉子、阪本あかねの4名が「印象派の世界」をキルトで演出する。

ジヴェルニーの庭 

鷲沢玲子は、花々彩るモネの世界=モネが終生愛した「ジヴェルニーの庭」をモネ財団の正式な協力を得て、布世界の中に“モネの夢”を実現。キャシー中島は、ゴーギャンが愛した南洋(タヒチ)の楽園への旅、上田葉子は、ルノワールの美しい少女の世界へ遊び、阪本あかねは、ゴッホの夢を糸で紡ぐ。個性溢れるそれぞれのキルトワールドが時空を超えて、アートな旅へと誘う。

特別企画 「南フランス・プロヴァンスの服飾魔法〜アルルの女〜」

アルルの女

ふたつ目は、「南フランス・プロヴァンスの服飾魔法〜アルルの女〜」。ゴッホやゴーギャンが魅せられ、「アルルの女」でも知られるプロヴァンス地方では、ブティ(キルトを白一色で表現)や独特の刺しゅう文化を数世紀に渡って守ってきた。今回、アルルの服飾研究家マガリ・パスカルの蒐集してきた貴重なアンティーク・コレクションを、日本で初めて公開する。また、会期中には、マガリの娘で元「アルルの女王」=オディール・パスカルによる、当時の洋服を着用してのギャラリートークも行なわれる。

アルルの女

その他、日本最大級のキルトコンテスト『日本キルト大賞』では、国内外より応募のあった作品の中から入選・入賞作品約290点を展示する。

ダイ・フォード

黒羽志寿子

トーン・フィンナンジャー

イベント情報

第18回東京国際キルトフェスティバルー布と針と糸の祭典ー
期間:2019年1月24日(木)~30日(水) [7日間]
9:30~18:00(入場は閉場の30分前まで)※初日は11:00開場、最終日は17:30閉場
会場:東京ドーム (東京都文京区後楽1-3-61)
公式サイト:https://www.tokyo-dome.co.jp/quilt/
入場料金:前売券 1,900円/当日券 2,100円 ※小学生以下は無料。但し大人の付き添いが必要
総展示数:約1,800点