渡部豪太がガブ役、福本莉子がメイ役で出演 絵本「あらしのよるに」を音楽劇として舞台化
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(左から)渡部 豪太、福本 莉子
日生劇場で、2019年の「日生劇場ファミリーフェスティヴァル」8月3日(土)、4日(日)、5日(月)に音楽劇『あらしのよるに』を新制作で上演することが発表された。原作は食べる側と食べられる側、決して仲良くなるはずのない二人の友情と葛藤、自己犠牲を描き、1994 年の1作目以来、多くの人々に愛され続ける絵本だ。
主人公の心優しいオオカミ、ガブ役には渡部豪太、そのガブと秘密の友情を育むヤギのメイ役には、第8回「東宝シンデレラ」オーディション・グランプリの福本莉子が出演する。また、高田恵篤、平田敦子らベテランが脇を固める。
渡部 豪太
福本 莉子
高田 恵篤
平田 敦子
歌や音楽、ダンスがたくさん盛り込まれた音楽劇『あらしのよるに』。台本と演出を手掛けるのは演技・身体・音楽・美術・照明など、舞台の構成要素を全て等価に捉える多面的アプローチが特徴の演出家、立山ひろみ。音楽は劇団時々自動のメンバーであり、ナイロン 100℃などの作品も手掛ける音楽家、鈴木光介。自身のカンパニーの他、多彩なジャンルのアーティストとのコラボレーションも多い山田うんが振付を務める。‟ファミリー公演“の枠に収まらない、新しい音楽劇『あらしのよるに』をチェックしよう。
ある嵐の夜、ヤギのメイとオオカミのガブは、避難した山小屋で偶然出会い、互いの正体に気づかないまま言葉を交わします。翌日、「あらしのよるに」を合言葉に再会。互いの正体に驚きながらも、秘密の友達になった二人でしたが、やがてその関係がお互いの群れに露見してしまいます。群れの仲間からの圧力で、互いに相手の動向を探るスパイに仕立てられますが、群れよりも友情を選んだ二人は、仲間のもとを逃げ出します。二人で仲良く暮らすため、遠く高い雪山の向こう、みどりの森を目指して歩き出した二人は、やがて猛吹雪に行く手を阻まれてしまいます……。
■立山ひろみ(演出)コメント
立山 ひろみ
本当は友達になってはいけない、オオカミとヤギ。食べる側と食べられる側という関係をこえて、ふたりが結びついていく、特別な関係になっていく様子を大事に描きたいです。身体表現と音楽、美術、衣裳、あらゆる舞台的要素を駆使して今しか出来ない音楽劇『あらしのよるに』をお届けします。豪太さんのワイルドだけど、とても優しいところは「ガブ」にピッタリ!! 初々しさと、芯のつよさを合わせもつ、莉子さんの「メイ」との共演にご期待下さい。
■日生劇場ファミリーフェスティヴァルとは
児童・青少年の心を豊かに育むことを願い、子どもたちに本物の舞台作品を提供する取り組みとして、1993年にスタート。以来25年にわたり、毎夏4演目20公演程度を実施、首都圏を中心に、毎年約18,000名の方々に来場いただいています。
公演情報
音楽劇『あらしのよるに』(新制作)
【公演日程】 2019 年 8 月 3 日(土)、4 日(日)、5 日(月)
【原 作】 きむらゆういち作「あらしのよるに」(講談社刊)
【出 演】
渡部 豪太
福本 莉子
高田 恵篤 平田 敦子
飯嶋 あやめ 川合 ロン 木原 浩太 小山 まさし 酒井 直之 島田 惇平
滝本 直子 笘篠 ひとみ 長谷川 暢 早川 一矢 平山 トオル 福留 麻里
古川 和佳奈 三坂 知絵子 三田 瑶子 山口 将太朗 山﨑 まゆ子 山根 海音
【演 奏】 鈴木 光介(tp) 砂川 佳代子(cl) 関根 真理(per) 高橋 牧(acco) 日高 和子(sax)
【スタッフ】
演出・台本:立山 ひろみ
音楽:鈴木 光介(時々自動) / 振付:山田 うん
美術:池田 ともゆき / 照明:齋藤 茂男 / 衣裳:太田 雅公 / 音響:島 猛
学芸:大池 容子(うさぎストライプ) / 舞台監督:八木 清市