『ベストヒットUSA』放送開始37年にして初のオフィシャルイベント開催間近、喜寿を迎えた小林克也が語る
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小林克也 撮影=堀 清香
『ベストヒットUSA』初のオフィシャルイベント『ベストヒットUSA presents 「小林克也・祝喜寿 ~ベストヒットUSA・DJナイト~」』の開催を12月1日に控え、小林克也の公式インタビューが公開された。
12月1日、恵比寿ザ・ガーデンホールにて、「ベストヒットUSA presents 『小林克也・祝喜寿 ~ベストヒットUSA・DJナイト~』」が開催される。
日本でMTVの放送が始まるよりも前の1981年に放送スタート、日本中の10代20代に多大な影響を与えた洋楽番組である『ベストヒットUSA』は、一時的に番組が終了した時期や、放送局が変わった時期もあるが、2003年以降はBS朝日に固定、現在も放送中。番組スタートから37年にして初めての開催となるこのイベントは、石野卓球、DJ KAORI、TOWA TEI、屋敷豪太の4人のDJたちが、同番組が始まった時代であり、日本でもっとも洋楽が広く聴かれた時代でもある80年代の曲を中心にプレイする、という趣旨。番組内の人気コーナー『スター・オブ・ザ・ウィーク』を小林克也が再現する企画もあるという。そこでベストヒットUSAのVJであり、DJナイトにも出演する小林克也に、本パーティについて語ってもらった。
小林克也 撮影=堀 清香
──どのように企画が立ち上がったんでしょうか。
小林:僕が今年喜寿で、番組サイドから「せっかくだから何かやった方がおもしろいですよね」という提案があって。たとえばこの間は、番組のオフィシャルCDを発売したりとか、そういうことはやって来たんですけどね。だからそれの一環みたいなものなんだけど、ただ、お客さんに参加してもらってイベントとして行うのは、初めてなので。今まで顔を見ることができなかったお客さんたちに会える、というのは、僕にとっては特別なものがありますね。
──『スター・オブ・ザ・ウィーク』もやるんですよね。これは出演者とトークショー?
小林:はい、そう考えてますね。
──小林さんの出番は、そこぐらい?
小林:それはまだわかんないですけど、今のところは……僕は1971年の終わりから、1976年までの5年間ぐらい、ディスコで皿回しをしていたんです。だから、DJも、やろうと思えばできるんですけど。ただ、僕らの時は、今のDJとはテイストが違って──。
──しゃべるんですよね、曲の間に。
小林:そう、しゃべりながらDJをやる。だから、今のDJとは違いますよね。あと、今と違うのは……その頃から80年代くらいまでは、「ディスコ・クラブ向けの音楽」っていうカテゴリー分けはなくて。とにかくダンサブルな音楽だったらなんでもいい、踊らせるのはDJの腕という。今なら考えられないような選曲で、たとえばママス&パパスだとか、イーグルスだとかも平気でかかる。大阪のディスコでは、みんな山下達郎で踊っていたし。今はもっと、クラブによって、DJによって、ヒップホップ、EDM、レゲエって音楽のテイストが分かれているし、お客さんの好みも細分化されているでしょ。でもこの『ベストヒットUSA』のイベントは、昔のようにノンジャンルな音楽がかかる、“Get together”っていう感じの時間になると思います。そこも、とても楽しみなんですよね。
取材・文=兵庫慎司 撮影=堀 清香
公演情報
今年、喜寿を迎えた小林克也を祝し、番組の大ファンを名乗る豪華アーティストたちが集結!
80年代洋楽を中心に、一夜限りのスペシャルDJパーティを開催します!
小林克也自らも登場し、番組の名物コーナー「スター・オブ・ザ・ウィーク」を、生でお届け!音楽ファン必見のイベントです。
■日時 2018年12月1日(土) 開場16:30 /開演17:00
■会場 恵比寿ザ・ガーデンホール
■出演 小林克也
<DJ>石野卓球 / DJ KAORI / TOWA TEI /屋敷豪太(50音順)
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e+(イープラス) http://eplus.jp/besthitusa/