フレディ・マーキュリーの命日にROLLYが哀悼の意 『ボヘミアン・ラプソディ』とクイーンへの愛を「未来永劫愛される映画」と熱弁
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ROLLY『ボヘミアン・ラプソディ』“胸アツ”応援上映
11月24日(土)、東京・TOHOシネマズ日比谷で映画『ボヘミアン・ラプソディ』の“胸アツ”応援上映が開催され、ギタリストのROLLYがゲスト登壇。同作や、クィーン、フレディ・マーキュリーへの愛を語った。
『ボヘミアン・ラプソディ』は、ロックバンド・クイーンのボーカル=フレディ・マーキュリーの生きざまを描きだした伝記映画。タイトルともなった楽曲「ボヘミアン・ラプソディ」や「ウィ・ウィル・ロック・ユー」といった楽曲の誕生や、チャリティコンサート『ライヴ・エイド』でのパフォーマンスなども再現。同バンドのブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽総指揮、監督を『X-MEN』シリーズのブライアン・シンガーが務めている。フレディ・マーキュリーを演じるのは、海外ドラマ『MR. ROBOT/ミスター・ロボット』でエミー賞主演男優賞を受賞したラミ・マレック。11月9日(金)に日本で封切られた同作は、公開3週目にして興行収入20億円を突破している。
フレディ・マーキュリーの命日であるこの日、『ボヘミアン・ラプソディ』を上映中の世界各国の映画館は大きな盛り上がりを見せた。日本ではTOHOシネマズ日比谷での『ボヘミアン・ラプソディ』“胸アツ”応援上映でメモリアルイベントを開催。
ROLLY『ボヘミアン・ラプソディ』“胸アツ”応援上映
ROLLYは、27年前の追悼イベントに参加することはできなかったそうだが、この日は、フレディが亡くなる少し前に、「『ボヘミアン・ラプソディⅡ』という、応援する曲を勝手に作っていた」と打ち明けた。また、フレディが亡くなった直後のことも振り返り、「ロンドンのフレディ・マーキュリーの家に行って、献花しました」と、愛を語る。さらに、映画『ボヘミアン・ラプソディ』については、「モーツァルトの人生を描いた『アマデウス』のように、音楽映画として未来永劫愛される映画になっている」と絶賛。
10回観たという観客がいる中、ROLLYはそんな強者たちを前にして一瞬ひるみつつも、「この映画ご覧になった皆さんならわかると思いますし、同じ思いだと思いますけど……30時間くらいの映画にしてほしい!今回はフレディ・マーキュリーにスポットを当てた映画ですけど、クイーンの魅力は、ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ジョン・ディーコン、メンバーのひとりひとりある」と力説。さらに、「楽曲『ボヘミアン・ラプソディ』を作ったシーンは、あれだけで1本で映画になるほどだと思うんですよ。だからあくまで映画は、クイーンに入る入口に過ぎないですよね」と熱弁すると、観客たちも納得の反応。続けて、「ここに来ている人たちは、世界一クイーンを愛していると自負している人ばかりですから」と絶叫した。
『ボヘミアン・ラプソディ』“胸アツ”応援上映
ROLLYはクイーンファンになったきっかけにも言及。「こんな曲ロックバンドはやらないだろうと思う曲をやるバンドで、どのジャンルにチャレンジしても、どんな曲でもクイーンっぽくなり、なんちゃって感があるのが面白い。映画の中でもありましたけど、クイーンに音楽のジャンルはなく、我々はクイーンなんだというのがすごい」と熱弁していた。
その後は、メモリアルイベント限定の特別抽選会を実施。キャストのサイン入りポスターやTシャツなどのグッズ、さらに本編では登場シーンをカットされてしまった、実際のライヴ・エイドにてフレディが唯一ギターを演奏した「愛という名の欲望」での使用ギターのレプリカもプレゼントとして提供。これにはファンたちは大喜び。
最後は全員で一体となり、ライヴ・エイドのシーンでおなじみの「エーオ!!」のコール&レスポンスで大熱狂の中、メモリアルイベントは幕を下ろした。
『ボヘミアン・ラプソディ』は公開中。