シンガーソングライター・中村月子、日本画家・丁子紅子と初のコラボアート展『紅月』を開催

東方神起への歌詞提供や中国音楽番組の出演アーカイブ映像が150万再生を超えるなど、話題のシンガーソングライター・中村月子が、日本画家・丁子紅子（ちょうじべにこ）と2019年3月21日〜24日の4日間、コラボアート展を開催する。

昨年、丁子紅子作品に感銘を受けた中村月子が、Twitterを通じてコンタクトを取ったのがきっかけで、互いのライブ、個展に行き来し意気投合。今年に入り中村月子をモデルにしたヌード日本画作品を完成させ、全国ライブハウスを中心にポスター展開し話題になった。

今年5月に都内で行われた丁子紅子個展『沈黙する身体、あるいは真実』では、新たに中村月子をモデルにした3作品を展示し、逆に中村月子は丁子紅子作品の「記憶の園に。」をテーマにした楽曲を制作し、オープニングレセプションでライブ披露した。

同月に発売になったミニアルバム『記憶の園に』のジャケット、現在でも中国で話題になっている今年7月中国で初歌唱し配信リリースした「PLANET」のジャケットも丁子紅子作品で、2人のコラボは継続的に進行しており、今回のアート展の構想は、1年以上に及ぶという。

アート展では、楽曲、歌詞の世界と連動した中村月子モデルの作品原画を多数展示予定で、日本画を元にした映像を組み込んだライブパフォーマンスも毎日行われる予定で、2月1日にはタワーレコード渋谷店でプレイベントも開催される。

オリンピックイヤーに向け、日本的なものに注目が浴びる中、日本画という伝統を受け継ぎながらチャレンジを続ける日本画家丁子紅子と、父親の影響で古き良き日本のブルースやフォークのDNAを持ちながら現代のJ-POPを受け継ぐシンガーソングライター中村月子、絵画と音楽という枠を飛び越えた次世代アーティスト二人の共演に期待が高まる。