Perfume、テクノロジーで魅せた年末年始 NHK紅白歌合戦、ドコモとコラボしたカウントダウンとは?
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Perfume
紅白のステージで、常に新技術を使った演出で驚きのパフォーマンスを披露しているPerfume。11年目の出場となる『第69回NHK紅白歌合戦』では、自身のカウントダウンライブを行なっている横浜アリーナから12,000人の観客とともに中継で出演した。
「Future Pop 紅白SP」と題し、8月に発売したアルバムの表題曲「Future Pop」と、まだ彼女たちがブレイクする前にリリースした2006年の楽曲「エレクトロ・ワールド」の2曲を、紅白特別バージョンとしてメドレーで披露。今回の演出は、横浜アリーナにいるはずの彼女たちが、まるで後ろのLEDに映しだされていた映像の世界に入り込み、映像と現実を行き来してるような映像が映し出された。これは、ライブカメラで撮影した3人の映像情報をディープラーニング技術を用いてリアルタイム処理を行い、映像演出を行ったということだ。リアルだけでは表現できない、見たことのない世界に、SNSでは「Perfumeどうなってたの?」や「現実か仮想か生身かデジタルかわからなくなる」「MV(ミュージックビデオ)レベルだ!」と絶賛の声が相次いだ。
昨年より、ドコモが展開している、最先端の通信テクノロジーを活用し今までに誰も体感したことがない体験を提案する『FUTURE-EXPERIMENT』。その第1弾として昨年11月に実施された「FUTURE-EXPERIMENT VOL.01 距離をなくせ。」では、PerfumeのメンバーがNEW YORK、LONDON 、TOKYOと3都市に別れ通信でつなぎ、パフォーマンスをタイムラグなく同期させて全世界へ完全生中継したことで、大きな話題を呼んだ。
今回行われたのは、横浜アリーナとカウントダウンを祝う人々で賑わう渋谷のスクランブル交差点近くに大きなビジョンを設けた特設会場を設置し、生中継を実施。渋谷の特設会場へは、横浜アリーナのライブ映像や音声、照明などを制御する信号を5Gを活用して伝送しており、「未来」のパブリックビューイング体験できるというものだ。
Perfumeの動きに連動して、リアルタイムに光と色がコントロールできる“光るデバイス”が、横浜アリーナと渋谷の特設会場の観客に配布された。横浜アリーナでの会場では、通信テクノロジーを用いて制御することによって、観客“光るデバイス”で、客席に光の数字を表示し、横浜アリーナにいる12000人とPerfumeの3人で平成最後のカウントダウンの瞬間を共有した。
そしてそのまま、最新アルバム「Future Pop」に収録されている楽曲「天空」のパフォーマンスへ。横浜アリーナで光るデバイスによって生み出された「光の演出」が、渋谷の特設会場のデバイスにも遅延なく連動され、あたかも横浜アリーナと同じ空間を“共有”しているかのような「未来」のパブリックビューイングが実現した。
この横浜アリーナと渋谷の特設会場の模様はプロジェクトサイトでも生中継され、視聴者ともにカウントダウンの瞬間を共有した。また、Perfumeのライブではお馴染みとなっている、 Perfume3人とファンが掛け合う” P.T.A.コーナーカウントダウンスペシャルpowered by docomo”では、5Gと横浜アリーナ内に張り巡らされた高効率Wi-Fiを活用。Perfumeの問いかけに来場者がスマートフォンで回答し、その集計結果を横浜アリーナのビジョンに映し出すリアルタイムアンケートが実施された。
あ~ちゃんの「ちょうど3パターンいるからね! 好きなタイプは~!? A・ストレートヘア、B・ショートボブ、C・パーマ」という問いかけに対し、“B・ショートボブ”が約半数という集計結果がビジョンに映し出されると、のっちが「時代はショートボブか!」と話しながらすかさず華麗にランウェイを披露。かしゆかとあ~ちゃんから「一人でランウェイ歩いてるよ! はずかし!」とすかさずつっこみがはいると、それに対しのっちは「30歳万歳!!」と笑顔で語った。メンバー3人とも通常ライブの「P.T.A.」のコーナーとは違う、よりインタラクティブな観客とのコミュニケーションを楽しみつつもとても感動していた。
企画情報
FUTURE-EXPERIMENT VOL.04 その瞬間を共有せよ。
▽日時
2018年12月31日(月)23:45~ 2019年1月1日(火)00:15(予定)
▽配信URL
http://future-experiment.jp/vol04.html