稲垣吾郎、『クリムト展 ウィーンと日本 1900』スペシャルサポーターに就任 音声ガイドにも初挑戦
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稲垣吾郎
2019年4月23日に上野の東京都美術館で開幕する『クリムト展 ウィーンと日本 1900』のスペシャルサポーターに、舞台や映画批評など多方面で活躍する稲垣吾郎の就任が決定した。
稲垣は、これまでもクリムトとともに活躍した画家を描いた映画の批評や、音楽家・ベートーヴェンの生涯を描いた舞台『No.9-不滅の旋律-』でベートーヴェン役を演じるなど、19世紀末から20世紀にかけてのウィーン文化に縁(ゆかり)があり、関心を寄せていた。
本展には、クリムトがベートーヴェンの交響曲第9番に着想を得て制作した全長34mにも及ぶ壁画《ベートーヴェン・フリーズ》の精巧な原寸大複製が出品される。本作は、クリムトの「黄金様式」の時代を代表する傑作であり、展覧会においても重要な見どころのひとつだ。
稲垣は昨年秋の『No.9-不滅の旋律-』の再演を前に、ウィーンを訪れ、ベートーヴェンが暮らしていた家や墓地をめぐったほか、クリムトの作品を鑑賞する機会にも恵まれたという。さまざまな縁でクリムトの作品とめぐり会ってきた稲垣は、自身の体験を通して本展の魅力を十二分に伝えるほか、音声ガイドにもゲストナレーターとして出演する。稲垣が音声ガイドに挑戦するのは、今回が初となる。
稲垣吾郎 スペシャルサポーター就任メッセージ
このたび、ウィーン世紀末の画家グスタフ・クリムトの展覧会でスペシャルサポーターに就任することになりました。 昨春ウィーンを訪れた際に彼の作品を鑑賞し、その華やかさや繊細さ、圧倒的な存在感に心を奪われたので、不思議な縁を感じています。 僕は舞台でベートーヴェンを演じましたが、クリムトが第九をテーマに描いた全長34mの壁画の複製も展示されるそうで、その空間に身を置くことが今から待ち遠しいです。 今回は音声ガイドにも初挑戦しますので、ぜひご期待ください。