『銃夢』実写映画化『アリータ:バトル・エンジェル』1分超のモーターボール特別映像を解禁 日本語吹替え版は古舘伊知郎が実況
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(C) 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation
2月22日に封切られる映画『アリータ:バトル・エンジェル』から“ローラーボール”の日本語吹替え版特別映像が公開された。
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『アリータ:バトル・エンジェル』は、木城ゆきと原作の漫画『銃夢』を、『アバター』シリーズのジェームズ・キャメロン製作・脚本、『デスペラード』『シン・シティ』『マチェーテ』シリーズのロバート・ロドリゲス監督で実写化するプロジェクト。現在から数百年先の未来を舞台に、サイボーグの少女・アリータ(ローサ・サラザール)が自身の存在のルーツを求めて戦う姿を描く。アリータをスクラップの中から救い出し、肉体を与えるサイバードクター・イドをクリストフ・ヴァルツが演じるほか、ジェニファー・コネリーや、マハーシャラ・アリらが出演している。
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今回公開されたのは、原作でも人気のバトルロイヤルゲーム“モーターボール”シーンの1分を超える日本語吹替え版映像。映像内では、アリータが自らの腕にナンバー“99”を書き、新人としてトライアウトに臨む姿が描かれている。様々な異形のサイボーグたちとともにスタートを切ったアリータは、アクロバティックな動きでボールをキープ。次々と敵を撃破し、果ては場外に飛び出してしまうなど、痛快なアクションが展開する。
実況アナウンサー役には、それぞれの吹替え版で各国の解説者を起用。日本語吹替え版では、古舘伊知郎がキャスティングされている。古館は、「戦うホットヨガ!柔軟な身体だー」「おっと、ハンマー投げの体勢だー!可愛い室伏ー」などと、独特の言語センスでアリータの戦いを表現。収録を振り返り、「激しいバトルは、臨場感をバッと煽らなきゃいけないし、カットが変わると役者さんの素晴らしい台詞がどんどん数珠繋ぎになってくるので、喋りが0.1秒でもはみ出したらやり直さなきゃいけないんです。それから、黙って一寸小刻みで、またレースに戻って中継場面をしゃべるというのは大変なんですよ。やってみて途中で帰ろうかと思いました(笑)」と苦戦したことを明かしつつ、「長年やってきたので、自分なりに実況魂と技術を持っているつもりです」とも。また、「僕にオファーが来たからには、古臭い言葉も入れてみました。短い尺の中で、獅子奮迅の活躍って四字熟語を入れるだけじゃ面白くないじゃないですか。快刀乱麻、獅子奮迅、一騎当千とかいろいろと言わなきゃいけないんじゃないかと工夫したり、楽しんで実況しました」と、解説している。
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なお、チリ版はワールドカップの解説も担当したサッカー解説者Claudio Palma氏、ロシア版はのスポーツ解説者でサッカーの世界選手権大会や UEFA 欧州選手権のコメンテーターも務めたGeorgiy Cherdantsev氏、イタリア版は、ロードレース世界選手権をはじめとするスポーツ解説者Guido Meda氏、アラブ首長国連邦は“アラビア人コメンテーターの王”とも称されるのサッカー解説者 Issam Al Shawali氏、ハンガリー版はF1などの解説で知られるZoltán SZUJÓ氏など、各国実力者が担当している。
『アリータ:バトル・エンジェル』は2月22日全国ロードショー。