舞台『メサイア トワイライト —黄昏の荒野—』ゲネプロレポート 山田ジェームス武演じるサリュートが命を懸けて尽くす国の未来は
舞台『メサイア トワイライト —黄昏の荒野—』ゲネプロより
過酷な戦いに身を置く男たちの絆を描いた『メサイア』シリーズの最新作、舞台『メサイア トワイライト —黄昏の荒野—』が2019年2月7日(木)に池袋サンシャイン劇場にて開幕した。2018年11月に上演された映画『メサイア ―幻夜乃刻―』の直後を描く今作。北方連合対諜報戦訓練校「ボスホート」の訓練生であるサリュート(山田ジェームス武)にスポットを当てた舞台作品だ。
ボスホートの卒業ミッションに挑むこととなったサリュート、スーク(宮城紘大)、ガラ(輝馬)。彼らの行動原理はただひとつ「国のために」。
舞台『メサイア トワイライト —黄昏の荒野—』ゲネプロより
舞台『メサイア トワイライト —黄昏の荒野—』ゲネプロより
スパイの卵であるサクラ候補生やボスホート同士の絆、痺れるくらい迫力を感じるアクション、魂を揺さぶる男たちの叫び、巨大組織や政治のどす黒い世界、そして彼らが見る悪夢やその運命……。全てがメサイアシリーズの魅力であり、注目してほしいポイントだ。
舞台『メサイア トワイライト —黄昏の荒野—』ゲネプロより
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今回もサクラ候補生の雛森千寿(山本一慶)と小暮洵(橋本真一)、そして過去に因縁もある雛森と園之人(村上幸平)、ボスホート所属のサリュートとスーク。任務の中で彼らが自らの信念に基づいて取る行動が見どころのひとつでもあることは間違いないだろう。スパイとは言えど意志なき人形ではない。
舞台『メサイア トワイライト —黄昏の荒野—』ゲネプロより
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そして2018年4月に上演された舞台『メサイア ―月詠乃刻―』で「照る日の杜」に属していた穂波葉礼(石渡真修)と及川昴流(三原大樹)が北方連合にいる理由、映画『―幻夜乃刻―』で初登場したハザン・リュカ(鈴木身来)と黒坂暢司(金井成大)が行き着く先はどのように描かれるのだろうか。
舞台『メサイア トワイライト —黄昏の荒野—』ゲネプロより
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舞台『―月詠乃刻―』、映画『ー幻夜乃刻―』から続くストーリーではあるが、本作のみでも初見でも物語やアクションを中心にもちろん楽しめる。彼らの生き様、そして世界の変革を心に深く刻め。舞台『メサイア トワイライト —黄昏の荒野—』は東京・大阪で全18公演を予定している。
舞台『メサイア トワイライト —黄昏の荒野—』ゲネプロより
(C)MESSIAH PROJECT (C)2019 舞台メサイアトワイライト製作委員会
取材・文・写真:松本裕美
公演情報
東京︓2019年2月7日(木)〜2月17日(日)池袋サンシャイン劇場
⼤阪︓2019年3月1日(金)〜3月2日(土)大阪メルパルクホール
原作・ストーリー構成︓高殿 円「MESSIAH - 警備局特別公安五係」(講談社文庫)
脚本︓毛利亘宏(少年社中)
脚色・演出︓西森英行(InnocentSphere)
殺陣指導︓六本木康弘
山田ジェームス武、宮城紘大、長江崚行、橋本真一、山本一慶/小谷嘉一、石渡真修、三原大樹、鈴木身来
金井成大、近藤頌利/村上幸平/輝馬/坂元健児 ほか
【席種・料金】\9,500(税込・全席指定)※特典付き
※特典︓ミニブックレット(A5)、オリジナルステッカー