『アクアマン』と『ジャスティス・リーグ』水中バトルシーンはここが違う!本編映像の一部を解禁
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(C)2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & (C) DC Comics”
公開中の映画『アクアマン』から、本編水中バトルシーンの一部が解禁された。
『アクアマン』は、DCコミックスの同名アメリカン・コミックの実写映画化作品。バットマン、スーパーマン、ワンダーウーマンらが共演するプロジェクト“DCエクステンデッド・ユニバース”の一作品で、海底王国アトランティスの王・アクアマン/アーサー・カリーの活躍を描く物語だ。人間とアトランティス人の間に生まれた超人・アクアマンが、自らのルーツと向き合い、地上を侵略しようとするアトランティスの王・オームと激しい戦いを繰り広げる姿を描く。
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アクアマンを演じるのは、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『ジャスティス・リーグ』でも同役を演じたジェイソン・モモア。そのほか、アンバー・ハード、パトリック・ウィルソン、ウィレム・デフォー、ニコール・キッドマン、ドルフ・ラングレンらが出演する。メガホンをとるのは、『ワイルド・スピード SKY MISSION』などで知られるジェームズ・ワン監督。
解禁された映像は、アクアマンと海底王国アトランティスの王・オームの、海中での一騎打ちシーンを切り取ったもの。海中という“ほぼ無重力”状態の中で、甲冑を身に着けた二人の超人は鉾で激しく打ち合い、カメラはさまざまなアングルから激闘をとらえている。
海中でのバトルシーンは、アクアマンが本格参戦した『ジャスティス・リーグ』でも取り入れられていた。しかし、本作『アクアマン』のバトルシーンは、キャラクターの動きや、海中での気泡の量、振付まで、あらゆる点でテイストが異なっている。
『ジャスティス・リーグ』本編映像(一部)
こういった『アクアマン』独自の表現は、実はワン監督が作中でも特に力を入れたものの 1つ。ワン監督は「海中のバトルシーンは、この映画の監督を引き受けようと思ったきっかけでもあります。僕は従来とは別次元のバトルシーンを作り出したいと思ったのです。僕は今でも『マトリックス』を初めて観たときの自分の反応を覚えています。香港映画のような雰囲気を持ちながら、サイバー・パンクや、アルフレッド・ヒッチコック作品のような要素もあった。あの作品には特有の空気がありました。それを僕は表現したかったのです。だから、海中のバトルシーンでは皆がこれまでに観たこともない、ビジュアル的にビックリするようなバトルを披露したいと強く思ったのです」と、様々な作品の影響を挙げながら、自らのこだわりを明かしている。
(C)2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & (C) DC Comics”
また、アクアマンを演じたジェイソン・モモアは、このバトルシーンを実現するべく、撮影中にも徹底した肉体作りを欠かさなかったという。ジェイソンは「僕は毎日トレーニングしていたよ。少なくとも 2 時間はね。忙しい撮影の合間にもトレーニングを欠かさなかった。そして激しい戦いが出来るようにダイエットもしたんだ。撮影中に僕は常に体を調整していたんだよ!」とコメント。オーム役のパトリック・ウィルソンも「ジェイソンとのバトルシーンはそれほど大変ではなかったよ。僕には2人の兄がいるんだけど、僕の身長は183cm で、2人の兄は、186cmと189cm。子供の頃僕は一番背が低かったから、いつも 2人の兄を見上げていた。それでもケンカをよく吹っ掛けていたんだ!『背丈は関係ない、さーやろうぜ!』って感じだね(笑)」と、撮影を振り返っている。
『アクアマン』は公開中。