野田秀樹に555日密着したドキュメンタリー、作・演出のNODA・MAP『足跡姫』、『贋作 桜の森の満開の下』が放送
3月21日 (木・祝)にWOWOWにて、「特集:野田秀樹の世界」として、NODA・MAP『足跡姫』~時代錯誤冬幽霊~、NODA・MAP『贋作 桜の森の満開の下』、ノンフィクションW 「超・演劇人 野田秀樹 密着555日」が放送されることが決定した。
NODA・MAP『足跡姫』~時代錯誤冬幽霊~ は2017年1月18日(水)~3月12日(日) 東京芸術劇場プレイハウスにて上演された公演。野田が故・中村勘三郎と“決して残ることのない肉体の芸術”への想いから生まれた作品で、作・演出は野田秀樹、宮沢りえ、妻夫木聡、古田新太らが出演している。
そして、NODA・MAP『贋作 桜の森の満開の下』は、2018年11月7日に東京芸術劇場 プレイハウスにて収録された公演。野田が、敬愛する小説家・坂口安吾の小説「桜の森の満開の下」と「夜長姫と耳男」を下敷きにし、国造りの物語を入れ込んだ壮大な作品で、作・演出は野田秀樹、妻夫木聡、深津絵里、天海祐希、古田新太、野田秀樹らが出演している。
また、ノンフィクションW「超・演劇人 野田秀樹 密着555日」は野田秀樹に密着したドキュメンタリーだ。40年以上もの間、演劇界のトップランナーとして走り続ける劇作家・演出家・役者、野田秀樹。彼が30年前に作り上げた伝説の舞台『贋作 桜の森の満開の下』を歌舞伎として上演し、さらに過去の自分に対峙し高みを求めて世界を飛び回る濃密な創作活動を追った。
2017年夏、東京・歌舞伎座での『野田版 桜の森の満開の下』公演に始まり、日本各地の伝統芸能とのコラボ「東京キャラバン」への参加、さらには全編英語の現代劇『One Green Bottle』海外公演、そして『贋作 桜の森の満開の下』のパリ公演まで、野田の濃密な演劇活動はとどまることを知らない。東京、韓国・ソウル、イギリス・ロンドン、ルーマニア・シビウと、世界各地で公演を重ね、新しい演劇作りに身を投じる激動の日々をカメラは追った。 野田が創作活動において大切にしている、俳優たちが試行錯誤して作品を作り上げていく“ワークショップ”の現場にも潜入。世界を舞台に疾走し、名作を生み続ける“超・演劇人”に番組は問い掛ける。「なぜここまで演劇を追究し続けるのか?」と。
野田の演劇への考えや思いを垣間見れる濃密な「特集:野田秀樹の世界」を見逃さないでおこう。
放送情報
NODA・MAP『足跡姫』~時代錯誤冬幽霊~
作・演出 野田秀樹 宮沢りえ×妻夫木聡×古田新太
NODA・MAP「贋作 桜の森の満開の下」
妻夫木聡×深津絵里×天海祐希×古田新太×野田秀樹
ノンフィクションW 「超・演劇人 野田秀樹 密着555日」