高橋一生、浦井健治ら出演、井上ひさしの大作『天保十二年のシェイクスピア』上演決定
2019.2.25
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https://www.toho.co.jp/stage/ より
2020年2月に東京・日生劇場で井上ひさし作の『天保十二年のシェイクスピア』が上演される。2019年2月25日に東宝の演劇公式サイトで明らかとなった。
同公演は絢爛豪華、祝祭音楽劇とタイトルがつけられており、演出を藤田俊太郎、音楽を宮川彬良が務める。現在発表されているキャストは、二名のみ。久々の舞台出演となる高橋一生と、多くのミュージカルや舞台出演で人気を博す浦井健治だ。
本作は天保十二年の下総国を舞台にした任侠時代劇に、『ロミオとジュリエット』や『リチャード三世』をはじめとするシェイクスピアの戯曲全37作のエピソードを巧みに盛り込むという、作家・井上ひさしによる遊び心にあふれた作品で、多数のキャストを要し、上演時間も4時間以上にも及ぶ大作。1974年に西武劇場(後のパルコ劇場)のプロデュースにより同劇場で初演(演出:出口典雄)。2002年には(社)日本劇団協議会10周年記念公演として、いのうえひでのり演出、鴻上尚史企画監修で、上演。この時は上川隆也、沢口靖子、古田新太、池田成志、阿部サダヲらが出演した。また、2005年にはシアターコクーン・オンレパートリー2005として、蜷川幸雄演出により上演され、唐沢寿明、藤原竜也、篠原涼子ほか総勢43名のキャストが出演して大きな話題となった。
2020年の藤田版は、高橋、浦井以外にどのような俳優が出演するのか、そして、どのような演出になるのか等々、興味津々な公演となる。
公演情報
絢爛豪華 祝祭音楽劇『天保十二年のシェイクスピア』
■日程:2020年 2月
■場所:日生劇場
■作:井上ひさし
■演出:藤田俊太郎
■音楽:宮川彬良
■演出:藤田俊太郎
■音楽:宮川彬良
■出演:高橋一生、浦井健治 ほか