夜クラシック Vol.7 仲道郁代(ピアノ) 音楽夜物語〜物語で紡がれる音楽〜
仲道郁代 ©Kiyotaka Saito
秋の夜はショパンとベートーヴェンの名曲で
仕事帰りの音楽ファンも余裕をもって会場へ、という“気配り開演時間”(夜7時30分スタート)がうれしい、文京シビックホールの人気シリーズ『夜クラシック』。11月27日には、このシリーズ第1回にも登場した仲道郁代が、得意とするショパンとベートーヴェンの作品を演奏する。
言うまでもなく信頼と人気を得ている仲道のショパンだが、「ワルツ集」の再録音もニュースとして伝わってくる中での90分リサイタル。『音楽夜物語〜物語で紡がれる音楽〜』というサブタイトルが付けられた今回は、「華麗なる大円舞曲」含め全5曲のワルツやメランコリックな夜想曲第20番、ドラマティックなバラード第1番というショパン作品に加え、ベートーヴェンの「月光」「告別」という2曲のソナタも演奏。まさに秋の夜の名曲集と呼ぶにふさわしいプログラムだ。演奏の合間には曲などについてのトークもあり、誰もが楽しめる一夜になるだろう。
文:オヤマダアツシ
(ぶらあぼ + Danza inside 2015年11月号から)
夜クラシック Vol.7 仲道郁代(ピアノ) 音楽夜物語〜物語で紡がれる音楽〜
11/27(金)19:30 文京シビックホール
問:シビック03-5803-1111
http://bunkyocivichall.jp