第44回菊田一夫演劇賞「大賞」に大竹しのぶさん、「演劇賞」に橋爪功さん・若村麻由美さん・古川雄大さん・生田絵梨花さん、「特別賞」に高田次郎さん
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『ピアフ』大竹しのぶ(舞台写真=東宝演劇部・提供)
第44回菊田一夫演劇賞が発表された。「菊田一夫大賞」には大竹しのぶさんが選ばれた。受賞理由は『ピアフ』のエディット·ピアフの役の演技に対して。
大竹しのぶ(撮影=こむらさき)
また、「菊田一夫演劇賞」は四人。橋爪功さん(『Le Pere 父』のアンドレの役の演技に対して)・若村麻由美さん(『チルドレン』のローズの役の演技に対して)・古川雄大さん(『モーツァルト!』のヴォルフガング・モーツァルト、『マリー・アントワネット』のフェルセン伯爵、『ロミオ&ジュリエット』のロミオの役の演技に対して)・生田絵梨花さん(『モーツァルト!』のコンスタンツェ、『ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812』のナターシャの役の演技に対して)。
橋爪功(撮影=こむらさき)
若村麻由美(撮影=鈴木久美子)
『マリー・アントワネット』古川雄大 (写真提供/東宝演劇部)
『ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812』生田絵梨花(撮影=こむらさき)
さらに「菊田一夫演劇賞特別賞」には高田次郎さんが選ばれた(永年の松竹新喜劇における舞台の功績に対して)。
高田次郎(撮影=塚田史香)
菊田一夫演劇賞とは、東宝演劇部に所属した劇作家菊田一夫の功績を記念し、演劇界の発展のため、東宝が1975年に創設した日本の演劇賞。2008年からは映画演劇文化協会が主催を行っている。今回は2018年4月1日から2019年3月31日まで東京で上演された演劇作品から、「菊田一夫演劇賞選考委員会」により選考が行われた。今回の選考委員会は、松岡功(委員長)、水落潔、天野道映、矢野誠一、近藤瑞男、萩尾瞳、一般社団法人映画演劇文化協会によって構成されている。授賞式は、4月26日に都内で行われる。
(本文中の写真はSPICE過去記事より)