蒼井優、岡本健一ほか出演舞台「スポケーンの左手」開幕!
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「スポケーンの左手」蒼井優、中嶋しゅう
展開の早いブラックコメディーと会話劇、クセになるかも!
劇作家であり、映画脚本家・監督・プロデューサーと幅広く活躍する、イギリスのマーティン・マクドナー。彼の代表的戯曲『スポケーンの左手』が、2015年11月14日(土)、東京・シアタートラムにて上演スタートした。初日を迎えた蒼井優、岡本健一、成河、中嶋しゅうからコメントが届いたので紹介しよう。
蒼井優
人間特有の愚かさ故の、おかしさ、愛おしさ、あたたかさが描かれている作品です。稽古中、何度も吹き出してしまいました。
舞台上では、常に命の危険にさらされている役なので、集中して4人の滑稽な心理戦に挑みたいと思います。客席に取り囲まれた舞台は初めてなので、いつもより更にお客様と作り上げる感覚を毎公演感じられるのではないかと期待しています。
「スポケーンの左手」蒼井優、中嶋しゅう
岡本健一
夢の様なキャストと白昼夢のような衝撃的な事件を劇場で体験して欲しいなと思います。生き抜くことがどれだけ大変か、生きているということがどれだけ素晴らしいかを、この作品で感じてもらえればなと思います。
成河
今回やらせて頂くマーヴィンという人物はとても面白い役で、初めて台本を読んだ時からとても楽しみにしていました。彼の持つ奇妙な孤独感は実は僕たち誰もが持つものなのですが、それを観ている人に決して押し付けることなく感じて貰うのは至難の技です。どこまでも親身になって話を聞いてくれる演出の小川絵梨子さんと、信頼出来る素晴らしい仲間たちを信じて、最後の幕が降りるまで、しぶとく挑戦を続けたいと思います
「スポケーンの左手」成河、中嶋しゅう
中嶋しゅう
37年も左手を探している男ってどんな人だろう!!
この男にとって左手って何なんだろう?
きっとただ左手を失っただけじゃないんだろうな。
魂の喪失感みたいなものの象徴なのかも?
カーマイケルの37年の重さを思っています。
芝居を楽しんで頂ければ幸いです。
かつて多くのアイルランド人が期待と不安を胸に渡り住んだアメリカ。シアトルから450キロ東へ行った人口20万弱の小都市スポケーンが舞台。
左手を失くした40代後半の男カーマイケルが、古ぼけたホテルの部屋に入って来る。彼は27年間も失くした手を探しているのだ。そこへ若い詐欺師の男女、トビーとマリリンがカーマイケルの左手を持っていると言いそれをカーマイケルに売りつけようとするが、結果、縛り上げられ、少しでも動いたら爆弾が爆発すると脅される。一方ホテルのフロント係マーヴィンは、ときおり三人の前に現れては対立をけしかけて…。
シーエイティプロデュース「スポケーンの左手」
■期間:2015年11月14日(土)〜11月29日(日)
■会場:シアタートラム
■作:マーティン・マクドナー
■翻訳・演出:小川絵梨子
■出演:蒼井優 岡本健一 成河 中嶋しゅう
■公式サイト:http://setagaya-pt.jp/performances/20150728-3426.html