全対戦カードが決定! 『RIZIN.16』は6/2神戸開催

2019.5.16
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関西初開催の『RIZIN.16』は全14試合を開催

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6月2日(日)に神戸ワールド記念ホールで開催される『RIZIN.16』。アメッド・フェラージ vs. 那須川天心の一戦が話題になっているが、新たに対戦カードが発表され、全14試合の対戦内容が出そろった。

アメッド・フェラージ vs. 那須川天心

今回発表された追加カードは全6試合。地元・関西初の開催で必勝を誓う中村優作と、RIZINで存在感を放つトップノイ・タイガームエタイの軽量級の一戦のほか、RIZINライト級の門番として君臨するダロン・クルックシャンクと、昨年末に大尊伸光を強力なパウンドで葬ったトフィック・ムサエフのストライカー対決など、どれも注目を集める試合となりそうだ。

■中村優作 vs. トップノイ・タイガームエタイ

中村優作 vs. トップノイ・タイガームエタイ

今年3月の修斗30周年記念大会で、X-1世界バンタム級王者のロドニー・モンダラをパンチラッシュでTKOした中村優作が参戦。ムエタイ戦歴200戦以上のムエタイ小僧で、2018年7月にRIZINデビューを勝利で飾ったトップノイ・タイガームエタイと対戦する。

中村優作
「とうとうRIZINが関西にやってきましたか!これはもう関西イチおもろい試合する僕がイチバン盛り上げなあかんでしょ!!日本拳法vsムエタイ。KO必至の闘いになっちゃいますねー!まぁ勝つんは僕です!120%すべらない試合、皆さんほんまに楽しみにしててください!」

トップノイ・タイガームエタイ
「昨年末のRIZINは素晴らしかったが、何かが足りなかった。そう、トップノイタイガームエタイが足りなかった。日本は俺のようなファイターを渇望している。俺は誰とでも試合をして、誰が相手でもお客さんを満足させる試合をする。トップノイ・タイガームエタイがいないとダメだと皆さんに思ってもらえるような試合をする」

■ダロン・クルックシャンク vs. トフィック・ムサエフ

ダロン・クルックシャンク vs. トフィック・ムサエフ

今回、ダロン・クルックシャンクはトフィック・ムサエフを倒し、ライト級GP出場権の獲得を目指す。一方のトフィック・ムサエフは、昨年の大晦日に修斗で活躍する剛腕ファイター大尊伸光と対戦し、TKOでRIZIN初勝利を挙げている。

ダロン・クルックシャンク
「大好きな日本のファンの前で再び試合をする機会が与えられてとても嬉しい。誰でも良いから早く顔面に蹴りを入れたいと思っている」

トフィック・ムサエフ
「世界有数のビッグイベントに継続参戦することができ、この道を諦めずに進んできた甲斐があったと実感している。前よりも良いパフォーマンスで皆を満足させられるように全力を尽くす。相手は経験豊富な素晴らしいファイターだ。万全の体調で迎え撃てるよう、怪我に気をつけて準備をしたいと思う。単純に強い男が勝つ。そんな試合になるだろう」

■魚井フルスイング vs. カナ・ハヤット

魚井フルスイング vs. カナ・ハヤット

地元神戸の修斗GYM神戸に入門したことから格闘技の世界に入った魚井フルスイングには、地元凱旋試合の意地がある。対するカナ・ハヤットはボクシングで培った回転の早いパンチが武器。ともに強打を得意とする両選手の一戦となった。

魚井フルスイング
「修斗で育ててきてもらって今の自分があると思ってます。地元の神戸でこういった大きい舞台で戦えるチャンス最後かもしれないので、修斗育ちの選手の強さと神戸育ちの強さを力強いKOで見せたいと思います」

カナ・ハヤット
「日本のファンが喜ぶような試合を提供したい。ウオイの様な素晴らしいファイターと戦争する準備はできている」

■征矢貴 vs. 川原波輝

征矢貴 vs. 川原波輝

約2年間、実戦から離れていた征矢貴は、復帰戦がRIZINデビュー戦となる。今大会で完全復活を果たすか。一方の川原波輝も今大会がRIZIN初参戦で、RIZINデビュー選手同士という興味深い一戦だ。

征矢貴
「まず初めに今回の出場に伴い、心強く背中を押してくださった修斗関係者の皆様、サステイン代表 坂本さんありがとうございます。そしてRIZINという素晴らしい舞台に呼んでいただきありがとうございます。激しい打撃戦になると思いますが、最後は川原を気絶させます」

川原波輝
「体重差とかもう俺に関係ない。自分が呼ばれた理由はわかってる。いつも通り絶対引けへん。バッチバチのドつき合いするんで征矢選手!生きるか死ぬかの打ち合いしようぜ!打撃にビビってタックルで逃げんなよ!」

■憂也 vs. 田中STRIKE雄基

憂也 vs. 田中STRIKE雄基

2011年から12年にかけて6連続KO勝利を飾り、サイレントキラーの異名を持つ憂也が、地元の大舞台で勝利を手にするか。2016年11月の『DEEP☆KICK』でNJKFランカーの西岡和久から1R 1分22秒のKO勝利を飾った、田中STRIKE雄基が彼を迎え撃つ。

憂也
「ずっと出場したかった夢の舞台RIZINに出場が決まって感動しています。勝つだけでなく、他の試合に負けずインパクトのある試合をしますので、応援宜しくお願いします。田中選手の試合は生で見たことなくて印象などないんですが、階級が上の選手なのでいつもより圧力やフィジカルなど強く感じるんじゃないかとイメージしながら練習したいと思います。そして、KOで勝ちます!」

田中STRIKE雄基
「RIZINに出場できることを光栄に思います。37歳になり引退するまでに格闘技に対する気持ちを燃やしつくしたいと考えてるときに最上の舞台とチャンスをいただきました。憂也選手の試合は何度も見たことがありますが、テクニック、実績においても間違いなく僕が挑戦者の立場です。今までの格闘技人生やサポートしてくれてるみんなの全ての想いを乗せて憂也選手に挑みます」

■植山征紀 vs. 拳剛

植山征紀 vs. 拳剛

植山征紀は現SHOOTBOXING日本スーパーバンタム級王者。第2代ABWフェザー級チャンピオンの拳剛との一戦は見ものだ。

植山征紀
「去年念願のシュートボクシング日本チャンピオンになり、これからSBの軽量級を盛り上げていくのは自分だと思っています。今回ベルトを獲ってから初の対外試合、しかもRENA選手や海人選手などシュートボクサーが活躍しているRIZINという日本最大の格闘技イベントに出場できることになってモチベーションが上がりまくっています。久しぶりの地元関西での試合なので、ただ勝つだけでなく圧倒的なKO勝ちで会場を盛り上げてシュートボクサー植山征紀の強さを魅せつけます。必ずおもしろい試合を魅せるので期待してください」

拳剛
「こんな素晴らしい舞台で戦えることを光栄に思います。サポーターの方々、会場の方々に楽しんでもらえる最高の試合をします。ハイスピードな戦いをお見せしますで宜しくお願い致します」

なお、出場を予定していた朝倉海は、練習中に全治2か月の眼窩底骨折をして、ドクターストップとなった。

『RIZIN.16』の全14試合の対戦カードは以下の通り。

■ISKA世界フェザー級タイトルマッチ
[ISKAユニファイドルール : 3分 5R(57.0kg)]
アメッド・フェラージ vs. 那須川天心

■RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ
[RIZIN 女子 MMA ルール:5分3R(49.0kg)※肘あり]
浜崎朱加 vs. ジン・ユ・フレイ

■スペシャルワンマッチ
[RIZIN 女子 MMAルール:5分3R(49.0kg)]
浅倉カンナ vs. 山本美憂

[RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)※肘あり]
山本アーセン vs. ティム・エスクトゥルース

[RIZIN MMAルール:5分3R(120.0kg)※肘あり]
ロッキー・マルティネス vs. ジェイク・ヒューン

[RIZINキックボクシングルール:3分3R(59.0kg)]
国崇 vs. 才賀紀左衛門

[RIZINキックボクシングルール:3分3R(60.0kg)]
一刀 vs. 中村寛

[RIZINキックボクシングルール : 3分 3R(63.0kg)]
山口裕人 vs. 白鳥大珠

[RIZIN MMAルール : 5分 3R(59.0kg)※肘あり]
中村優作 vs. トップノイ・タイガームエタイ

[RIZIN MMAルール : 5分 3R(71.0kg)※肘あり]
ダロン・クルックシャンク vs. トフィック・ムサエフ

[RIZIN MMAルール : 5分 3R(59.0kg)※肘あり]
征矢貴 vs. 川原波輝

[RIZIN MMAルール : 5分 3R(61.0kg)※肘あり]
魚井フルスイング vs. カナ・ハヤット

[RIZINキックボクシングルール : 3分 3R(69.0kg)]
憂也 vs. 田中STRIKE雄基

[RIZINキックボクシングルール : 3分 3R(56.0kg)]
植山征紀 vs. 拳剛

※出場選手、対戦カードは事情により変更となる場合があります。

イベント情報

『RIZIN.16』

 日時:6月2日(日)14:00開始
 会場:神戸ワールド記念ホール(兵庫県)