架空の劇団史を“物語る”、ロロ10周年記念公演「はなればなれたち」開幕

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2019.6.24
ロロ「はなればなれたち」より、望月綾乃演じる佐倉すい中。(撮影:三上ナツコ)

ロロ「はなればなれたち」より、望月綾乃演じる佐倉すい中。(撮影:三上ナツコ)

ロロ「はなればなれたち」が、昨日6月22日に東京・吉祥寺シアターで開幕した。

脚本・演出を三浦直之が手がける本作は、今年2019年に10周を迎えたロロによる、“架空の劇団”の劇団史。出演者には板橋駿谷、篠崎大悟、島田桃子、望月綾乃、森本華ら劇団員のほか、大石将弘、多賀麻美、油井文寧、ひらのりょう、曽我部恵一(サニーデイ・サービス)が名を連ねている。

劇中では、向井川淋しい(森本)が演劇を志し自分の居場所を見出していくさまが、佐倉すい中(望月)の語りを通して“願望”を交えながらつづられていく。繰り広げられる、出会いや別れのエピソードに、“ぼく”を演じる曽我部の音楽が、相づちを打つように寄り添った。上演時間は途中休憩ありの約2時間30分で、公演は6月30日まで。

なお会期中は、メンバーのレコメンドブックやオリジナルグッズを販売するポップアップショップ・SHOP LOLOが、開演2時間前から終演後まで会場ロビーにオープン。さらに劇場内のカフェでは、非売品の特製ステッカーが付属する特別メニュー“亀島珈琲”が販売される。どちらも公演なしで入店が可能だ。

ロロ「はなればなれたち」

2019年6月22日(土)~30日(日)
東京都 吉祥寺シアター

脚本・演出:三浦直之
出演:板橋駿谷、篠崎大悟、島田桃子、望月綾乃、森本華 / 大石将弘、多賀麻美、油井文寧 / ひらのりょう、曽我部恵一(サニーデイ・サービス)

ステージナタリー
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