mama!milk×白井晃×阿部海太郎が1日限りのスペシャルコンサート開催 会場は京都の重要文化財

2019.6.27
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(上段左から)mama!milk、白井晃 (下段左から)阿部海太郎、会場の京都文化博物館 別館ホール

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アコーディオン奏者とコントラバス奏者によるユニットmama!milkが、演出家・俳優の白井晃と作曲家・阿部海太郎とともに、2019年7月7日(日)に一日限りのコンサート、mama!milk 20周年記念コンサート『ここにいること,旅をすること』を開催する。

会場は、明治の名建築で、重要文化財にも指定されている京都文化博物館 別館ホール(旧日本銀行京都支店)。照明は、国内外で評価されるベルギー在住の照明家・筆谷亮也が担当する。mama!milkがこれまで紡いできた楽曲を軸に、演出家と作曲家が、それぞれの見地より共同で構成・編曲・客演するという特別なプログラムだ。

KAAT神奈川芸術劇場芸術監督で演出家・俳優として名高い白井は、自身の演出する舞台の音楽制作・演奏に幾度もmama!milkを起用している。今回のプログラムでは、白井演出の『夢の劇』(2016、KAAT神奈川芸術劇場)から「劇場の夢」を阿部海太郎mama!milkが演奏するほか、白井自身も、歌唱・リーディングで生演奏と共演する予定だ。

阿部海太郎は、蜷川幸雄演出の劇音楽を度々手掛けるなど、舞台の分野でも高い評価を受ける作曲家。コンサート等での演奏機会は少なく、特に関西でのコンサート出演は2015年以来となる。阿部は、本公演のためにmama!milkの既存曲をアレンジ。彼により再解釈されたmama!milkの楽曲を3人で演奏する。

また、来場者全員に、白井演出の『テンペスト』(2014、新国立劇場)の音楽仮構成表や、mama!milkの手書き楽譜、阿部の手書きアレンジ譜、そして、編集者・文筆家の村松美賀子やアートプロデューサーの住吉智恵らのコラムが掲載されたブックレットを配布する。『テンペスト』資料には、曲想に関する白井からの具体的な要望も書き込まれており、白井の音楽へのこだわりを感じとることができる非常に貴重な資料となっている。

なお、本公演は、購入者自身がある範囲から料金を選択できる料金体系「スライディング・スケール制」を導入している。詳細は、コンサートHPにて。

公演情報

mama!milk 20周年記念コンサート「ここにいること, 旅をすること」
(mama!milk 20th Anniversary Concert “Here & Away”)
 
出演:mama!milk(生駒祐子(アコーディオン)・清水恒輔(コントラバス))、阿部海太郎、白井晃
 
構成:白井晃、阿部海太郎
照明:筆谷亮也
音響:島田達也(night cruising)
 
日時:2019年7月7日(日)
[昼の部]開場 14:30/開演 15:00
[夜の部]開場 17:30/開演 18:00
※ 昼の部、 夜の部は同内容となります。
 
会場:京都文化博物館 別館ホール(重要文化財)
料金:一般前売 4,000 円/当日 4,500 円
本公演では、諸事情によりサポートが必要な方、またサポートが必要な方を支えていただける方のため、料金にスライディング・スケール制を導入します。詳しくはこちら
※ 全自由席・税込 ※ 未就学児のお子様のご入場に関してはご相談ください。
※ 当日は開場後、整理番号順にご入場いただきます。購入時に発行されるQRコードを忘れずにご用意下さい。
※ 先着販売となります。予約が定員となり次第締め切らせていただきます。
※ メール予約(取り置き)はございません。オンラインサービスでの販売のみとなります。
 
企画制作:中本真生(UNGLOBAL STUDIO KYOTO)
問合せ:info@unglobal.jp(UNGLOBAL STUDIO KYOTO)
企画協力:蔭山陽太、島田達也、本郷麻衣、村上潔
デザイン:yusuke mimasu design
記録撮影:井上嘉和

プロフィール情報

mama!milk/生駒祐子(Yuko Ikoma)&清水恒輔(Kosuke Shimizu)
京都を拠点に各地をめぐり音楽を奏でる、アコーディオン奏者とコントラバス奏者によるユニット。折々に自由なアンサンブルを編成しながら共同者と創作を共にするなど、20年という月日の中で、丁寧に他者との関係を紡いできた。作曲・生演奏を通して舞台・美術作品等にも深く関わっており、近年では塩田千春展『鍵のかかった部屋』(2016)での公演を行った。
 
白井晃(Akira Shirai)
演出家・俳優。KAAT神奈川芸術劇場芸術監督。ストレートプレイからミュージカル、オペラまで幅広く発表し、緻密な舞台演出で高く評価されている。自身の演出する舞台『夢の劇』(2016)、『テンペスト』2014)、『オセロ』2013などにて、音楽制作・演奏にmama!milkを起用している。
 
阿部海太郎(Umitaro Abe)
作曲家。作曲を通して常に音楽の可能性を探求する。これまでに蜷川幸雄演出の劇音楽を度々手掛けたり、mama!milkと共に白井晃演出の『夢の劇』の音楽制作・演奏を担当する等、舞台の分野で高い評価を受けている他、映像作品に音楽で携わることも多く、近年ではアニメ映画『ペンギン・ハイウェイ』の音楽を手掛けた。
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