『歌劇 海神別荘』京都水族館で歌唱披露イベント!主演・桐生麻耶「これだけ揃えば幸せ」と魚群の動きから踊りのヒントを得る?!

2019.7.12
レポート
舞台

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大人気ゲーム「サクラ対戦」の声優陣がキャラクターに扮して演じる「サクラ大戦 歌謡ショウ」で上演された『海神別荘』を、OSK日本歌劇団が歌劇として京都・南座で7月13日(土)から上演する。

本作は、海の公人と陸の美女のロマンスを描いた泉鏡花原作の物語。作・構成は、「サクラ大戦」シリーズの生みの親・広井王子がつとめる。そんな『歌劇 海神別荘』の上演を記念して、京都水族館で歌唱披露イベントが開催され、主人公・海の公子を演じる唯一無二の男役・桐生麻耶、陸の美女役・城月れいが登場した。

今回のイベントは、大きなエイらが泳ぐ京都水族館の大水槽を、海の公子が暮らす青龍殿に見立て、そこで桐生、城月がテーマ曲「すべては海へ」と新曲「この世の価値」を本番さながらに熱唱するというもの。

イベントでは、陸の美女が、海の底にある御殿へ訪れたときの感動が再現され、互いへの深い愛を歌い上げた。

桐生が「このイベントで『海神別荘』の世界観が伝わってほしい」と熱望すれば、城月も「水槽の前で歌うことは一生に一度かもしれない」と興奮を隠しきれない。

舞台同様の衣装を身にまとっているとあって、桐生は「肩が人にぶつかるんです。だから振り付けも考えなきゃいけない」と用心。また、陸の美女の白を基調とした衣装は清廉としており、司会者も「まさに美女」とうっとり。照れ笑いを浮かべる城月を横目に、桐生は「私も言われてみたい」とポツリと言い、場内の笑いを誘った。

そして最後に南座での公演について意気込みを問われ、城月は「群舞の力を見てほしい」と、「ダンスのOSK」と呼ばれる劇団の魅力を最大限に発揮することを宣言。桐生は、魚の群れが泳ぐ水槽の方を振り返り「これだけ揃えば幸せですよね」とその動きをマジマジと見つめていた。

『歌劇 海神別荘』は7月13日から25日まで京都・南座にて上演される。

取材・文=田辺ユウキ 撮影=田浦ボン

公演情報

南座新開場記念
OSK SAKURA REVUE
会場:南座
日程:2019年7月13日(土)~25日(木)
ご観劇料(税込)
一等席 8,500円
二等席 4,500円
午前の部11時 午後の部15時 開演
<第一部 歌劇 海神別荘>原作:泉鏡花 作・構成:広井王子 演出・振付:麻咲梨乃  楽曲協力:サクラ大戦より 
桐生麻耶楊琳虹架路万愛瀬光白藤麗華城月れい他 OSK日本歌劇団
 
<第二部 STORM of APPLAUSE>作・構成・演出:平澤智
桐生麻耶楊琳虹架路万舞美りら愛瀬光華月奏翼和希千咲えみ白藤麗華遥花ここ城月れ他 OSK日本歌劇団 
 
南座新開場記念
OSK SAKURA NIGHT

作・構成:広井王子 演出・振付:麻咲梨乃
OSK日本歌劇団×「サクラ大戦」コラボレビュー
『夢みていよう』

2019年7月13日(土)~24日(水)
19時30分 開演
ご観劇料(税込):一等席6,500円 二等席3,000円

【出演】
<OSK日本歌劇団>舞美りら・翼和希・千咲えみ・他 OSK日本歌劇団
<「サクラ大戦」より>横山智佐・園岡新太郎・西村陽一・Velo武田・内田直哉・螢雪次朗
※日替わりゲスト(7/13~16)高乃麗、(7/17・7/20)井上喜久子、(7/18)日髙のり子、(7/19)田中真弓
 
主催:松竹株式会社/読売テレビ/OSK日本歌劇団
協賛:アサヒビール株式会社
協力:株式会社セガホールディングス
製作:松竹株式会社
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