オープニングから音楽によってグッと引き込まれる!『白猫プロジェクトMusic Live 2019』速報レポート
13日夜公演より 写真:中田智章
7月13日(土)、7月14日(日)に日本青年館ホールにて『白猫プロジェクトMusic Live 2019』が開催された。ここでは7月14日(日)夜公演を速報として紹介する。
オープニングは「ずっとずっと昔の物語」「冒険の始まり」など、ゲームを起動してからホーム画面を中心に、ユーザーにとって最も馴染み深い楽曲によって『白猫プロジェクト』の世界観に引き込んでいく。
ストリングスとホーンを中心にし、エレキギターにベース、キーボード、ドラムを基本としながら、楽曲によって木琴などがはいる独自の編成を音楽監督の砂守氏の軽やかな指揮により、次々と楽曲が繰り出されていた。
オープニング後は、イベント楽曲を次々と披露。イベント内容に合わせ、ポップな楽曲から、クラシカルな楽曲、エレキギターを中心としたロックテイスト溢れる楽曲までゲーム画面と合わせ繰り広げられ、それぞれのイベントの内容が色鮮やかに浮かび上がってくる。
13日夜公演より 写真:中田智章
演奏の合間には、MCは伊吹高恵と中村紗彩の二人が随所に登場し、楽曲の説明をしつつ進行してくれるのが嬉しい。
13日夜公演より 写真:中田智章
そしてライブ前半の最後には山崎寛子のヴォーカル楽曲「Ray―はじまりのセカイ―」が披露され、切ない想いが蘇る。
15分の休憩をはさみ、後半がスタート。『魔王が求人募集を出していたのでニートを辞めて勇者になりました』の8bit風から始まった「ややはげしいたたかい」からスタート。画面もドット絵で描かれたキャラクターが登場し、コミカルに展開していく。
演奏者全員が、フリーズしてしまう演出などもあり、単なる演奏をするだけではなく、随所へのこだわりを感じる。そして「Darker than Blood」ではエレキギター、ヴァイオリンのそれぞれソロで盛り上がる。
14日昼公演より 写真:中田智章
後半のヴォーカル曲は『パイレーツシンフォニア』から、クラウディア役の上田麗奈による「Hymnus」「Oratio」。切ない想いが蘇る。
ヴォーカル曲の後は熱いイベント曲が続き、最後は再度、山崎寛子が登場し、ヴォーカル曲「Lux ―最後の約束―」の切なく、壮大な楽曲でライブは締めくくられた。
14日昼公演より 写真:中田智章
そしてアンコールは「仲間と一緒に」から始まり、「Stand Up!」へと続き、観客も一体となった手拍子で盛り上った。
インスト楽曲とヴォーカル入り楽曲がバランスよく繰り広げられ、軽やかにゲームの世界へいざなってくれた『白猫プロジェクトMusic Live 2019』。
2020年4月にはTVアニメ化と、さらなる展開を見せる『白猫プロジェクト』。7月20日(土)0時からテレビ東京「あにてれ」にて今回の『白猫プロジェクトMusic Live 2019』のもようがアーカイブ配信される。今回のライブに足を運んだ人はもちろん、予定が合わなかった人もぜひ、『白猫プロジェクト』の音楽を存分に楽しんでほしい。
配信情報
『白猫プロジェクトMusic Live 2019』アーカイブ配信
アーカイブ配信いたします。
※1ヵ月間無料トライアル中
2019年7月20日(土)0時~