第1回浅草九劇賞 2019年上半期対象作品に『オセロー』『アルプススタンドのはしの方』 ベストパフォーマー賞は阿佐ヶ谷スパイダースの中山祐一朗

2019.7.23
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2019年から始まった浅草九劇賞の上半期対象作品と対象者が決定した。今後の活躍に最も期待する作品・団体に贈る賞「浅草九劇賞」は劇団AUN Ageの『オセロー』、浅草九劇で初めて公演を行った団体、個人限定で最も新鮮さにあふれた作品に贈る「浅草ニューフェイス賞」に『アルプススタンドのはしの方』、そして最も魅力的なパフォーマンスをした個人に贈る「ベストパフォーマー賞」に鄭義信演出『エダニク』に出演した、阿佐ヶ谷スパイダース中山祐一朗が選ばれた。

「何かを創りたい!表現したい!発表したい!」という人のためのエンタメ賞であるこれらの賞は、毎年1月から12月まで浅草九劇で公演された作品・団体・出演者を対象に各賞を選出する。上半期の結果は最終決定ではなく、翌年2月に通年での大賞作品及び個人決定の際の参考にするとのこと。最終的にどの作品が受賞するのか今後も注目したい。

■第1回・浅草九劇賞・上半期対象作品概要

【浅草九劇賞】
『オセロー』(劇団AUN  Age)

2019年6月5日(水)~16日(日)全6回公演
作:W.シェイクスピア
翻訳:小田島雄志
監修:吉田鋼太郎
演出:長谷川志
出演:河村岳司 桐谷直希 齋藤慎平 杉本政志 砂原一輝 谷畑聡 飛田修司 橋倉靖彦 星和利  松尾竜兵 松本こうせい 近藤陽子 沢海陽子 水口早香 悠木つかさ

【浅草ニューフェイス賞】
『アルプススタンドのはしの方』(SPOTTED PRODUCTIONS)

5月16日(木)~19日(日)全18回公演
作:藪博晶
演出:奥村徹也(劇団献身)
出演:小野莉奈 石原壮馬(劇団プレステージ) 西本まりん 中村守里 目次立樹(ゴジゲン) 

【ベストパフォーマー賞】
中山祐一朗阿佐ヶ谷スパイダース/鄭義信演出『エダニク』出演)

中山祐一朗

6月22日(土)~7月15日(月・祝)全28回
脚本:横山拓也(iaku)
演出:鄭義信
出演:稲葉友 大鶴佐助 中山祐一朗阿佐ヶ谷スパイダース

■浅草九劇賞 対象作品及び対象者(2019年度)
2019年1月1日~12月31日までに、浅草九劇で公演された作品・団体・出演者

■浅草九劇賞 発表方法(2019年度)
2020年1月下旬:下半期対象作品及び対象者の発表
2020年2月下旬:対象作品及び対象者の発表(浅草九劇HP)
2020年3月:浅草九劇賞 授賞式の開催@浅草九劇

■浅草九劇賞 一覧(その他、特別賞も追加予定)
浅草九劇賞:浅草九劇が今後の活躍に最も期待する作品・団体に贈る賞
浅草ニューフェイス賞:浅草九劇で初めて公演を行なった団体・個人限定で、最も新鮮さに溢れた作品に贈る賞
ベストパフォーマー賞:最も魅力的なパフォーマンスをした個人に贈る賞

■賞金及び副賞(予定)
浅草九劇賞:500,000円
浅草ニューフェイス賞:浅草九劇の無料貸出(2021年1月1日~1月31日の中の1週間)
ベストパフォーマー賞:300,000円×人数分

浅草九劇とは
芸能プロダクションのレプロエンタテインメントが、2017年3月に”芸能の聖地浅草”に開業した劇場。「エンタテインメントを育む」ことを目指し、これまで様々なエンタテインメントを発信。演劇では、ベッド&メイキングス、カンパニーデラシネラ、ONEOR8といった実力派劇団から、劇団子供鉅人、月刊「根本宗子」といった若手注目劇団が上演。その他、ダンスパフォーマンスや落語の会、音楽ライブ、アート展示など、多種多様なクリエイターが利用している。
 

 
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