実際の舞台にも立てる! MANKAI STAGE『A3!』Film Collection 2019 in Kobe 初日会見・内覧会レポート

レポート
舞台
アニメ/ゲーム
2019.7.27

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イケメン役者育成ゲーム『A3!(エースリー)』の舞台「MANKAI STAGE『A3!』」(エーステ)。公演の映像鑑賞と劇中展示を観覧できる「フィルムコレクション」(フィルコレ)が2019年7月26日(金)神戸・AiiA 2.5 Theater Kobeにてスタートした。映像鑑賞、新規物販のみならず、舞台セットと衣装展示、パネル展示、コラボドリンク、コラボTシャツと見どころ満載な公演をレポート! まずは初日会見に登壇した、田口涼と田内季宇による会見での質疑応答からお届け。

■しっかり見どころをアピールする支配人と、アニキへの愛が溢れる迫田のワイワイ囲み会見

松川伊助役 田口涼:この2人でこんな場所を用意してもらえるとは思っておらず、本当にやってきて良かったなと思っております。ありがとうございます。41公演と長いですが、僕たちにしかできない、僕たちだからこそできるイベントにできたらいいなと思っておりますので、応援よろしくお願いいたします。

迫田ケン役 田内季宇:アニキ(古市左京)一番弟子の迫田ケンです! アニキ不在ですが、アニキのアツい想い、MANKAIカンパニーの想いも背負って、みなさんに神戸の土地でしかできないイベントを成功させられるように全力で頑張りたいと思っております。

ーー神戸という土地での開幕ですが、「神戸」に思い入れとかはありますか?

田口涼:最近までこの劇場(AiiA 2.5 Theater Kobe)で違う作品に出演させてもらっていたんですが、すごくきれいな劇場で幸せです。

田内季宇:高校生の頃にハーブ園に行ったことがあります。それ以来だったので「そうそうロープウェイあるんだ!」とか思い出しました。

田口涼:あまり来たことないってことですよね。でも3週間いるので、おいしいモノ探しもね。

田内季宇:タイミングを見つけて行ければいいなと思ってます!

ーー何か神戸で食べたいものはありますか?

田内季宇:……お肉!

田口涼:昨日牛タン食べました。すごくおいしかったので、また別なお肉も食べられたらいいなぁ。

ーー​本公演の見どころやポイントは?

田口涼:僕たちに会えること以上に、みんなが着ていた衣裳が並んでいることの壮大さがすごいです。大きなポスターがあったり、劇中劇の衣裳を着た10体のマネキンが並んでいるんですが、そのマネキンですら僕らよりオーラがあります(笑)。すごい状態で並んでいるので楽しみにしていていただきたいです。

田内季宇:しかもそのツアーの最後に、実際のセットの上に立つことが出来るんですが、やっぱりこれは本当にお客さんからしたらなかなか体験できないことなので、舞台の上に立って、こんなに高い所で、みなさんのことが見えるんだ……ってこの景色を見ることはここでしか体験できないものになるんじゃないかなと思っています。

ーー​上映会の前説・後説で企んでいることや準備していることはありますか?

田口涼:複数用意しました! たくさん見に来てくださる方にも飽きないように工夫しております。ライバルは「MANKAI STAGE『A3!』~SUMMER 2019~」だと思っておりますので。

一同:(笑)

田口涼:あっちにはたくさんの魅力的な役者が魅力的なキャラを演じるというので、僕たち2人だけでどう戦っていくかっていうところを毎日試行錯誤しながら頑張っていきたいと思っております!

ーー​お二人は4組すべての公演を一緒に出演されていますが、それぞれの組の印象を教えてください。

田内季宇:秋組はアニキがいます。それが魅力です!

田口涼:そうですよねー。春組はどうですか?

田内季宇:迫田的には、SPRING & SUMMER 2018の時はMANKAIカンパニーには敵対心むき出しにしていたところもありました。AUTUMN & WINTER 2019を経て春組と夏組のメンバーを見ると、複雑というか親心というか……敵対心を持っていたからこそ「お前ら良い奴だったんだな」みたいなところもありました。全部見ているからこそ、組ごとの違いがすごいわかりますね。

田口涼:春組は可愛いくて、夏組はチームワークがすごい。秋組はカッコよさがありますよね。

田内季宇:アニキがいます!

田口涼:アニキだけじゃなくて……、みんなカッコイイですよね。そして冬組は大人ですよね~。色気が溢れている。喋らずともあふれる魅力がありますよね。……という感じで僕は支配人なので、どこかに集中せず、全部好き! っていうことをアピールしていきたいと思います。

田内季宇:僕はアニキが好きです!

田口涼:そうですね、はい。

田内季宇:そこはブレずにいきたい!

ーーご来場を考えているファンの皆様に一言お願いします。

田内季宇:思っていた以上に新鮮味があるというか、予想を超えてくるツアー内容になっていると思います。ぜひ良い意味で期待を裏切られに来てください。

田口涼:ここでしかできない体験ができると思いますし、今後こういう機会があるかどうかもわからないので、最初で最後の小道具や衣装を間近で見れるチャンスかもしれません。それを逃さずに、できれば一回くらいは来てくださると嬉しいなと思っております。

■「神戸でしかできない体験」に驚き! 内覧会レポート

ふたりのキャストが会見でも語っていたが、それではどういうところが「ココでしかできない体験」なのか。神戸という地のみで開催するこの公演の魅力を、写真多めでお送りする。

まずは最初のメインコンテンツである、「MANKAI STAGEツアーズ!」は、実際の舞台で使用した小道具や衣裳の展示を見ることができるというもの。MANKAIカンパニーの支配人・松川伊助(田口涼)に招かれて、舞台裏に潜入する。少し暗い場所で、まず目に入ってきたのはそこにはテレビとソファーのセット。公演中にあのシーンで使われたな、あのキャラクターが座っていたな……といくつもの場面が頭に蘇ってくる。また、舞台裏のキャストが着替えるためのスペースの展示などもあり、公演の裏側を知れたようでドキドキしてしまう。そしてここの小道具の展示は春組で使われたもの。内覧会では「この剣は誰が使用したでしょう?」などと田口がクイズを出していた。

次は、ステージセットの真裏へ。ここでは劇中劇で使用した衣裳を着用したマネキンがずらりと並んでおり、間近で衣裳の細部まで見ることができる。(取材日は春組「ロミオとジュリアス」と夏組「Water Me!~我らが水を求めて~」の10体。)これももちろん実際にキャストが着用したもので、舞台の照明を反射して輝く布の質感や、帽子の裏側までも見ることができる。撮影や手で触れることはできないが、10体もの衣裳展示でこんなにも間近で見ることができる機会はなかなかないだろう。

続いて迫田ケン(田内季宇)がガイドをするエリアへ。こちらでは夏組の小道具が展示されており、田内はお客さんを会話や動きでも楽しませていた。展示されている場所はまさに舞台裏で、奥に続く空間の広さや暗さ、何に使用するのかわからない紐や機械など様々な非日常が視界に入ってくる。

そして極めつけは実施の舞台セット(大道具)の上を歩けるということ。階段を登ると春組と夏組の巨大ポスターが目の前に飾られている。客席から見ているとわからなかったのだが、実は近くで見るとかなり大きい。階段は見た目ではわからなかったが急な傾斜がついており、これを実際にキャストは公演で駆け昇ったり下りたりしていることに驚かされた。

ステージの上部はぜひ360度見渡してみてほしい。ステージから足元、舞台裏、客席、天井などたくさん見回してみると、新たな発見がきっとあるはず。普段観客でしかみることのないわたしたちは上がれることもなければ想像することしかできない特殊な場所なので、自分が登壇者になったかのような新鮮な感覚で楽しむことができるだろう。

見どころその2は「MANKAI STAGE フォトギャラリー!」。ロビーに展示されている未公開のフォトギャラリーで、いずれも名シーンの一瞬を切り取った貴重な写真。各上映演目の舞台写真が展示されるので、上映とともに楽しみたい。

日替わり、回替わりコーナーも舞台観劇の楽しみのひとつ。上映会前には各キャラが語る撮り下ろしのコメント映像も上映されるが、これも回替わりとのこと。内覧会で見た映像は佐久間咲也(横田流儀)。彼の思う春組旗揚げ公演の見どころやお気に入りシーンとは……。前説を担当する松川と迫田は、ステージ中央に出てきて上映中の注意事項等を元気いっぱいに説明してくれる。

大千秋楽のライブビューイング映像の上演を楽しんだ後は、松川と迫田による、お見送りとお土産の劇中劇フライヤーの配布へ。お見送りはキャストと距離が近く、ふたりは笑顔で手を振ってくれた。来場者全員に渡されたフライヤーは上質な紙に印刷されており、これをお土産でもらっていいの!? と何度もじっくり見返してしまったほど。

■不思議な味と触感のコラボドリンク!

また、AiiA 2.5 Theater Koubeに併設しているカフェで味わえるスペシャルコラボドリンクやオリジナルコラボTシャツの販売も。4色のカラフルな見た目のしゅわしゅわ炭酸アイスで、飲むというよりはガリガリ食べるという不思議な味と感触だ。

また、プリンターやミシンメーカーであるブラザーによるMANKAI STAGE『A3!』のオリジナルTシャツがプリントも体験できる。絵柄と必要事項を選んでスタッフがボタンを押すとプリントは1分程度で仕上がる。さらにアイロンをかけて約3分で完成。「僕たちのはないんですけどね」と言いながらも、プリントが出来上がっていく様を「すごい! すごい!」と興奮気味に見守る2人の陽気な姿が見られた。

スタッフも「頑張りました!」と特に熱が入っている様子の「Film Collection 2019 in Kobe」。MANKAI STAGE『A3!』のいちファンとしても「神戸まで来てよかった、楽しかった!」という大満足の感想を抱いた。公演映像を鑑賞するだけなら家でもでき、最近は友達とカラオケなどで鑑賞会という楽しみ方も増えてきたように思える。しかしこのイベントでしか体験できないものがある。衣裳・小道具展示、キャストが近くで案内してくれるステージツアー、お土産、物販など魅力を記してきたが、特にステージツアーは実際に舞台に作られたステージを歩けるという他に類を見ない体感型展示でとても驚かされた。

8月8日(木)からは東京・品川プリンスホテル ステラボールにて夏組単独公演(~SUMMER 2019~)がスタートするが、こちらともあわせて「エーステ」から目が離せない夏になりそうだ。

取材・文・撮影:松本裕美

(C)Liber Entertainment Inc. All Rights Reserved. (C)MANKAI STAGE『A3!』製作委員会 2019

イベント情報

「MANKAI STAGE『A3!』Film Collection 2019 in Kobe」
 
【期間】2019年7月26日(金)~8月18日(日)
【劇場】AiiA 2.5 Theater Kobe
※開場は上映開始時間の1時間30分前を予定。
※本編前に撮り下ろしキャラコメント映像を上映(映像は回替わりとなります)
※上映演目は次の通り
S&S=SPRING & SUMMER 2018 A&W=AUTUMN & WINTER 2019 SPRING=SPRING 2019
 
【原作】イケメン役者育成ゲーム『A3!(エースリー)』
【イベントナビゲーター】松川伊助︓田口 涼 迫田ケン︓田内季宇
 
【主催】MANKAI STAGE『A3!』製作委員会
(ネルケプランニング、ポニーキャニオン、リベル・エンタテインメント)
 
【料金】3,500円(全席指定/税込)
※来場者特典として上映演目の劇中劇チラシ2種をランダムに配布予定

に関するお問い合わせ:サンライズプロモーション東京 TEL︓0570-00-3337(全日10:00~18:00)
イベントに関するお問い合わせ:ネルケプランニング TEL︓03-3715-5624(平日11:00~18:00)
 
イベント特設サイト https://www.mankaistage-event.jp/
MANKAI STAGE『A3!』公式サイト http://www.mankai-stage.jp
MANKAI STAGE『A3!』公式Twitter https://twitter.com/mankai_stage(@mankai_stage)

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