ブロードウェイ・ミュージカル『ドリームガールズ』来日公演 主要キャストにカディージャ・オネ、シャラエ・モールトリー、ベランド・ミラスが決定

2019.8.5
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ブロードウェイ・ミュージカル『ドリームガールズ』の来日公演が2020年1月29日(水)から 2月16日(日)にかけて、東急シアターオーブで行われるが、このたび主要キャストが発表された。

3人組ガールズグループ、エフィー・ホワイト役にカディージャ・オネ、ディーナ・ジョーンズ役にシャラエ・モールトリー、ローレル・ロビンソン役をベランド・ミラスが務めることになった。

本作品は1960年代のアメリカを舞台に、歌手になることを夢見て活動を続けていた3人組ガールズグループのサクセス・ストーリー。華やかなショービジネスの裏側にある人間模様、栄光、挫折、中傷、友情、野望をドラマチックに描いたミュージカルだ。1981年12月20日のブロードウェイ初演以来、 4年間に渡り1521回の公演が行われ、その後日本を含めた世界各国で上演された。今回のキャスト発表で、女性の強さと美しさが際立つ華やかな作品に期待が高まる。

カディージャ・オネ(エフィー・ホワイト役)

カディージャ・オネ

上海と東京でエフィー・ホワイトの役を演じることを大変楽しみにしている。

ニューオーリンズ出身。 ミュージカル女優、 歌手。 2002年、 African Continuum Theatre制作の『スパンク』において、ヘレン・ヘイズ賞の助演女優賞を受賞。ブロードウェイ作品に出演しながら国内外のツアーにも参加。

■シャラエ・モールトリー (ディーナ・ジョーンズ役)

シャラエ・モールトリー

初めての国際ツアーに出演することに大変喜んでいる。

出演作:『キャロライン、オア・チェンジ』(エミー役)、 『ワンス・アポン・ア・マットレス』(レディ・ラーケン役)、『フォリーズ」(ヤング・ステラ役)、『ア・ニュー・ブレイン』(スウィング/アンサンブル)、『ヴァイオレット」(ルラ役)、『アイーダ』(アイーダ役)など。

ベランド・ミラス(ローレル・ロビンソン役 )

ベランド・ミラス

夢のショーである『ドリームガールズ』と一緒にツアーに参加できることを大変嬉しく思っている。

出演作:『リーガリー・ブロンド』(ヴィヴィアン役)、 『シスターアクト』(ティーナ役、 デロリス代役)、 『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』(ロネット役))、 『シュレック』(アンサンブル)など。

ストーリー
歌手になることを夢見て活動を続けていたディーナ・ジョーンズ、 ローレル・ロビンソン、 エフィー・ホワイトの3人グループ「ドリーメッツ」は、 ある日野心を秘めたエージェントのカーティス・テイラー・ジュニアに見いだされる。 ソウル界の大物シンガーであるジェームズ・"サンダー"・アーリー(ジミー)のバックコーラスに抜擢され、 キャリアを積み上げていく3人。 しかし、 彼女たちのデビューが決定した時、 それまで歌の実力でリードを務めていたエフィーではなく、 美しいディーナがグループのスターとなり、 そこから彼女達の人生そして歌手としての運命は変わり始める……。


<クリエイティブ・スタッフ>

トム・アイン(脚本/作詞)
1982年のトニー賞とドラマ・デスク賞のミュージカル脚本賞を受賞したブロードウェイ・ミュージカル『ドリームガールズ』の脚本と作詞を担当。トムは60年代のオフ・オフ・ブロードウェイの演劇活動のパイオニアであり、多くの実験的作品を残した脚本家である。 彼は1970年風刺コメディー『ザ・ダーティエスト・ショー・イン・タウン』で成功を収めた。 その他の作品は『ハンナのスカートは何故さがらないか」『サラ・B・ディヴァイン!』『ウイメン・ビハインド・バーズ』など。 1991年5月29日他界。

ヘンリー・クリーガー(音楽)
20代でオフ・オフ・ブロードウェイでの作曲活動を始め、 劇場の仕事を通して脚本家・作詞家のトム・アイエンと出会った。 演出・振付家のマイケル・ベネットと共にミュージカル『ドリームガールズ』を製作し、 1981年12月20日にインペリアル・シアターで初演を迎えた。 これはブロードウェイでロングランとなった。 『ドリームガールズ』はトニー賞を6部門受賞し、 クリーガーは「オリジナル・ブロードウェイ・キャスト盤」のアルバムでグラミー賞を受賞(トニー賞にもノミネートされた)。 その後『ドリームガールズ』はビル・コンドンによりドリームワークスで映画化され成功を収めた。 最近の作品はロバート・ロングボトムが演出・振付を務めた『サイド・ショウ』(脚本・作詞:ビル・ラッセル)で、 これは1997年11月にリチャード・ロジャース・シアターで初演された。 『サイド・ショウ』はトニー賞でオリジナル楽曲賞を含む4つの部門にノミネートされた。

マイケル・ベネット(構想/オリジナル・ディレクター/振付家 )
これまでに振りつけた作品は『プロミセス・プロミセス』、 『ココ』、 『カンパニー』、 『フォリーズ』(ハル・プリンストと共同ディレクター)、 『シーソー」(脚本・演出兼)などがある。 1973年、 サダ・トンプソン主役の『トゥイッグス」でドラマチックなディレクターとしてデビューを果たした。 彼が構想を練り、 振付・演出を務めた「コーラスライン」は9部門のトニー賞を獲得。 1976年、 『コーラスライン」の作品に携わった彼を含む作家たちはピューリッツァー賞戯曲部門を受賞した。 製作・演出・振付を手掛けた『ボールルーム』は、 1979年に8部門でトニー賞にノミネートされ、 彼自身にとっての6個目のトニー賞を受賞した。 1981年には『ドリームガールズ』で7個目のトニー賞を受賞し、 1985年にはそのブロードウェイ・リバイバルの演出も務めた。『ドリームガールズ』の映画版は2006年12月に公開された(日本では2007年公開)。

ウィリー・リアル(作詞家・脚本家)
友人であるヘンリー・クレガーとともに映画版『ドリームガールズ』のために「ペイシェンス」を作詞作曲。 脚本を手がけた『ア・イヤー・ウィズ・フロッグ・アンド・トッド A Year with Frog and Toad 』ではトニー賞、 脚本賞とスコア賞にノミネートされた。 (作曲家である兄のロバート・リアルとともに受賞)リアル氏は『The 52nd Street Project』の創設者であり、18年間演出を手がけた。リアル氏は『マッカーサー・フェロー』(奨学金制度)を評価しており、 若者の舞台カリキュラムを担当していた。 『The 52nd Street Project』は約20年かけてアメリカ、ロンドン、アムステルダム、マダガスカルと様々な場所に繁栄した。リアル氏は数々のテレビ番組(3エミースなど)を脚本し、現在絶賛されているシリーズ番組『ザ・シィナー』のエグゼクティブプロデューサーとして勤めている。

公演情報

ブロードウェイ・ミュージカル 『ドリームガールズ』
※字幕スーパーあり
※生演奏
 
■公演日程:2020年1月29日(水)~ 2月16日(日)
■会場:東急シアターオーブ
■座席料金:
S席 14,000円 A席 12,000円 B席 10,000円(全席指定・税込)
※未就学児のご入場はご遠慮ください。
 
■脚本/作詞:トム・アイン
■音楽:ヘンリー・クリーガー
■構想/オリジナル・ディレクター:マイケル・ベネット
■作詞・脚本:ウィリー・リアル
 
■キャスト:
カディージャ・オネ(エフィー・ホワイト役)
シャラエ・モールトリー(ディーナ・ジョーンズ役)
ベランド・ミラス(ローレル・ロビンソン役)
 
■主催:TBS / Bunkamura / ローソンエンタテインメント / VIS A VISION / ディスクガレージ / BS-TBS
■後援:TBSラジオ
■企画:TBS / John Gore Organization
■招聘:TBS / VIS A VISION