立川の入場無料の科学館でオーロラ観賞を
2015.11.25
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立川の「南極・北極科学館」は、年間を通じて南極と北極のオーロラを見ることができる日本でただ一つの施設。全天ドーム型の「オーロラシアター」で臨場感ある映像を体感できる。
■ 極地の様子をリアルタイムで
“南極、北極の今”を発信し続ける「南極・北極科学館」は、国立極地研究所が開設した広報展示施設。観測や研究の成果はもちろん、極地で暮らす昭和基地の様子や、それに関する貴重な資料などを閲覧できる。また、実際に南極観測で使用されているものや今後使用されるかもしれないものまで多彩な展示品を見て、触れて、極地を感じることができる。
昭和基地から南極点まで往復5200kmを走破した雪上車は、見るだけでなく中に乗り込むこともでき、“南極観測船しらせ”が昭和基地から運んでくる南極の氷や、氷を掘る作業に使われるドリルなど、実際に手で触れられる展示も豊富だ。
皇帝ペンギンなど極地で暮らす動物たちの剥製や、昭和基地から届く定点カメラのライブ映像、実際に使われた防寒具なども展示品として並ぶ。隕石の薄片を顕微鏡で見ることもでき、極地だけでなく、宇宙への知的好奇心も満たせる。
立川にいながら、南極や北極の知見を広められる「南極・北極科学館」は、地元住民はもちろん市街からでも足を運ぶ価値アリだ。【東京ウォーカー】