『樹木希林 遊びをせんとや生まれけむ展・完全版』が開催　貴重な写真や映像作品、約270点を展示

『樹木希林 遊びをせんとや生まれけむ展・完全版』が、2019年10月2日（水）～15日（火）まで、東京・池袋の西武ギャラリーにて開催される。

本展は、今年春に開催された展覧会の完全版として、会場面積、展示物を拡大（約270点）、新たなコンテンツも加え展開。新たな時代、「令和」を生きる私たちに樹木希林がつなぐ、生きるヒントと想いのバトンに心揺さぶられる展覧会となっている。

「言葉の道」「一個人の部屋」「日常の部屋」「映画女優の部屋」「日本アカデミー賞の部屋」からなる展示エリアには、樹木希林が人生の幕を下ろしてから1年の時を経て、新たに発掘した貴重な写真、遺作となった映画やドキュメンタリー作品の映像、3月に急逝された内田裕也とのパートナーシップを垣間見る展示など、樹木希林の新たな欠片（ピース）が加えられ、完全版ならではの見どころが満載だ。

展覧会記念品を展開する「KILINスタイル」のコーナーには、展示品と書きおろしも加筆された「図録」が完成して登場。また、樹木希林のイラストを職人がひとつずつ手描きして仕上げた「KILINだるま」も。長年、樹木希林のファッションを手掛けてきたデザイナー・ムッシュ遠藤がデザインした「ビッグTシャツ」や「トートバッグ」も新たに加わる。さらに、主演した映画『あん』の撮影場所にちなむ「ぜんざい」など、樹木希林ゆかりの品々をラインナップする。