秋山ゆずき、お笑いコンビ響・長友光弘が出演する舞台『かいけつゾロリとなぞのスパイ・ローズ』がいよいよ全国公演へ
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撮影:梅崎正行
超人気児童書シリーズ「かいけつゾロリ」が、親子で楽しめるファミリーステージとなったことで話題の舞台『かいけつゾロリとなぞのスパイ・ローズ』が、2019年9月7日(土)と8(日)、東京・シアター1010で上演された。
原作は誕生から30年以上たつ国民的ベストセラーで、累計発行部数は3500万部以上。7月4日には最新刊、シリーズ65作目となる「かいけつゾロリ うちゅう大さくせん」(ポプラ社刊)が発売になったばかりだ。
ヒロインのローズ役には大ヒット映画『カメラを止めるな!』のヒロインを務めた秋山ゆずきが、ブルル社長役にはお笑いコンビ・響の長友光弘がそれぞれキャラクターを擬人化して演じている。さらに今回注目なのは、ゾロリ、 イシシ、ノシシというキャラクターそのものがセリフや歌のみならず、観客との掛け合いに実際に答え、まさに生のゾロリに会える作品になっているところだ。
東京公演の2日間は全ての回で満席になるほどの大盛況。会場中に子どもたちの割れんばかりの歓声が沸き起こっていた。客席参加型の舞台となっており、なぞなぞや大玉ころがしに子どものみならず大人も存分に楽しめる。 子どもたちは「ゾロリは背が高くてかっこよかった!イシシとのシシはコロコロしてて可愛かった。」「ローズかわいい!!」「ブルル社長、 ぶるるーっていってた!」など、 原作の世界が目の間に飛び出してきたことに目を輝かせていた。
撮影:梅崎正行
撮影:梅崎正行
撮影:梅崎正行
撮影:梅崎正行
撮影:梅崎正行
撮影:梅崎正行
撮影:梅崎正行
初日公演前、ローズ役秋山ゆずきとブルル社長役長友光弘(響)は意気込みを語り、初日公演を観劇した原作者の原ゆたか氏も終演後にコメントを寄せた。
ブルル社長役:長友光弘(響)
僕の演じるブルル社長はちょっと悪い役なんですが、コミカルな部分もあります。今回は原作やアニメよりももう少し悪い役に仕上がってます。ただ、素直な面や可愛い部分も見せつつ演じております。さらにブルル社長はソロで踊ります!ダンス経験がなかったので、 頑張っています。 アドリブで進める場面でも会場に笑いを届けられるよう、 絡んでいきます!
ローズ役:秋山ゆずき
ローズはなぞの悪の組織と戦うという役なんですが、今回はアクションというよりも様々なミッションをクリアしていくような、なぞ多き女性の役です。ゾロリと出会い、恋が芽生えるのか?どうかにもご注目ください。そして、今回は観て楽しい、参加して楽しい舞台です。子どもたちや実際にお客様を前に演じることにワクワクしています!どんな反応をしてくれるのか楽しみです。観客参加型なので、どうぞ楽しんでください。
原作者:原ゆたか氏
子どもたちがゾロリたちに向かって元気よく声をかけていた姿がとても嬉しかったです。 子どもたち、観客あっての舞台に仕上がってました。ゾロリたちが客席で子どもたちに問いかけ、それに反応する姿は、生のゾロリならでは。まさにゾロリが旅をしているようでした。みなさん楽しんでくださいね。
東京公演は終了したが、安城公演9月14日(土)、豊橋公演9月15日(日)、成田公演9月28日(土)、久喜公演9月29日(日)、名古屋公演10月5日(土)、大阪公演10月6日(日)と各地を巡る。ゾロリたちの旅にぜひ会場へ足を運んでほしい。
ステキな女の人をストーカーの魔の手からまもったゾロリ。なんと、別れ際にチョコレートとバラの花をもらいます。その女の人の名はローズ。これは愛の告白にちがいない?!とウキウキのゾロリは、もう一度ローズにあいたいとさがしはじめます。ところが、そのチョコレートを狙う黒い影があらわれて、大ピンチ!!チョコレートにかくされたヒミツとはいったい!?そしてゾロリは無事に黒い影から逃げ切り、ローズとハッピーエンドをむかえることができるのか??