劇団アレン座第4回本公演『いい人間の教科書。』上演が決定 鈴木茉美による書き下ろし最新作
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劇団アレン座第4回本公演『いい人間の教科書。』が2019年11月13日(水)-11月17日(日)にシアターX(カイ)で上演される。本公演は劇団初となる劇団員のみでの公演で、演出を手掛ける鈴木茉美による書き下ろし最新作である。
鈴木茉美
劇団アレン座の劇団員は、舞台『KING OF PRISM -Over the Sunshine!-』の氷室聖役を演じ注目を浴びた栗田学武、舞台「『刀剣乱舞』慈伝 日日の葉よ散るらむ」にて大典太光世役を好演し注目を浴びた磯野大、日本×ミャンマー共同制作映画『僕の帰る場所』(英題:Passage of Life)を共同プロデュース/出演しており、東京国際映画祭アジアの未来部門にて作品賞&国際交流基金アジアセンター特別賞をダブル受賞、現在も世界各国の映画祭にノミネートされ世界で高い評価を受けている來河侑希、劇団アレン座の本公演、舞台『空行』、舞台『積チノカベ』に続き本作にも出演する普光院貴之が所属している。
栗田学武
磯野大
來河侑希
普光院貴之
新たな挑戦の場となる舞台は劇場・シアターX(カイ)との提携公演となり、シアターX(カイ)はかつて劇作家のつかこうへいや郡司正勝が演劇を創出した老舗劇場でもある。『大正浪漫探偵譚』シリーズや劇団アレン座公演の全てをオリジナル作品として産み出してきた新進気鋭の作/演出家、鈴木茉美がどんな演劇を創出するのか注目したい。
劇団アレン座(Allen suwaru)とは?
劇団アレン座(Allen suwaru)は、時代の流れを下敷きに置き、その大きな流れを受動的に受けざる得ない人間。空間、人と人のやりとり、思想から、産まれる不飽和な物の正体を表現する事を目指す。私達は電力不足の炭素の集合体(不飽和化合物/allene)だからこそ、あらゆる人々と支え合い、結合を起こし、過敏な反応を起こす、スリリングで脆く、不確かな「人」を通して、輝く固い作品を送り出す事を目指す劇団。
人は生まれて、死に、また生まれます。
その中で起きている、貧富の差、地球温暖化、森林伐採、砂漠化、病院の不足、貿易戦争、サイバーテロ…エトセトラ。 その中で起きている、電子マネー化、インターネットの普及、商業の多様化、新しい都市づくり、病気のリスク低下、宇宙へ…エトセトラ。
人は様々な環境の中で生きています。
約75億人分の人生が、地球の中で起きています。
それは小さいことなのか、大きいことなのか。
取るに足らないことなのか、最重要事項なのか。
さて、彼らはどんな人生を歩んでいるのでしょう。
少し覗いてみたいと思います。
日本に住んでいるそれぞれの人生のお話。
彼らはいい人間なのでしょうか、それとも…。
−約75億通りある人生の、ほんの数通りの彼らの生き方。