三船美佳、新喜劇・佐藤太一郎、たこ虹・清井咲希ら新顔登場ーー「喋りの達人」兵動大樹&桂吉弥の主演舞台第2弾『はい!丸尾不動産です。』爆笑会見
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『はい!丸尾不動産です。~本日、家に化けて出ます』
関西を代表する「おしゃべりの達人」、お笑い芸人・兵動大樹と落語家・桂吉弥のダブル主演喜劇の第2弾『はい!丸尾不動産です。〜本日、家に化けて出ます〜』の記者会見が大阪市内でおこなわれ、出演者の兵動、吉弥、三船美佳、佐藤太一郎(吉本新喜劇)、清井咲希(たこやきレインボー)、明石陸が登壇した。
2019年6月に上演された第1弾『はい!丸尾不動産です。〜本日、家をシェアします〜』では、とあるシェアハウスを舞台に、不動産屋の営業マン・菅谷さん(兵動)とワケあり住人たちが、入居希望の元エリート銀行マン・林田さん(吉弥)の陰謀に巻き込まれる姿が描かれた。
『はい!丸尾不動産です。~本日、家に化けて出ます』
今回は、菅谷さんのキャラクター設定は前作同様だが、林田さんは同名ではあるがまったく違う人物として登場。一軒家で一人暮らしをしていた林田さんの母親が亡くなり、その幽霊が女子高生時代の姿になって、菅谷さん、林田さんらの前にあらわれる物語。三船は林田の妻・早苗役、清井は幽霊の光子役、明石は林田の息子・亮介役、佐藤はリフォーム会社営業マン・角田役をつとめる。
『はい!丸尾不動産です。~本日、家に化けて出ます』
第一弾が大好評となったことについて、兵動が「(企画・製作の)関西テレビが本気になってやっている舞台。この会見もオールキャストが揃い、各担当のマネージャーがきていますし、力の入れ方がすごいですね。ただ、うちのマネージャーだけ来ていないので、吉本の本気度が伺えます!」と自虐ネタで笑わせた。吉弥も「第2弾ができるのはとても嬉しいけど、ただ台本を読んで「辞めておいたら良かった」と思った。台詞の量がめちゃくちゃ多いんですよ」といきなりのギブアップ宣言。
『はい!丸尾不動産です。~本日、家に化けて出ます』
前作を観たという三船は、「散々笑わせてもらった後に、メッセージ性を受け取ることができる舞台でした。「幸せってなんだろう」「今、自分は幸せなんだ」と噛みしめました。普段の生活で、あの舞台を思い出すことがあったんです。その作品の中に自分が入れていただけるのは感謝と光栄です」と参加できることを喜んだ。そんな三船について、兵動は「お会いしてまだ2回目ですけど、なかなかややこしい人。今日も楽屋に「美佳で〜す」と言いながら入ってきて、どこのキャバクラかと思った」と独特の三船ワールドに苦笑い。
『はい!丸尾不動産です。~本日、家に化けて出ます』
吉本新喜劇で活躍する佐藤は、「この舞台ではギャグは一切なしということで、ギャグを封印します。いち役者として作品の中に生きたい」と「アフリカの赤ちゃん」など定番ネタを捨てて芝居勝負。その話を受けた兵動から、「ギャグを封印するんやったら、出てもらわんでもええねんけどなあ」と口撃され、さらに「ほんまにギャグをしないの?」と尋ねられると、佐藤は「兄さんが仕掛けてくるなら、やるかもしれません……」と路線変更を示唆した。
『はい!丸尾不動産です。~本日、家に化けて出ます』
アイドルグループ・たこやきレインボーのメンバーとして活動する清井は、「がっつりと舞台で演技をやらせていただくのは初めてなので不安ですが、コメディのお芝居をずっとやりたかったのでとても嬉しいです。観てくださったお客さんを笑顔で帰したい」と気合十分。兵動はそんな清井について、「さっき廊下を歩いていたら、前から、さきてぃが「おはようございます!」とやって来て、こんな高校生活やったら良かったのにと思った。その場にいたおっさん6人くらいがニヤッとした」と清井の魅力にメロメロ。
『はい!丸尾不動産です。~本日、家に化けて出ます』
新人の明石陸は、なんと「この仕事が、芸能活動を始めて2回目」ということで、緊張の面持ち。それでも「新人らしく、がむしゃらにぶつかっていきたい」と意気込んだ。また、大先輩の兵動、吉弥について「芸能界のプロみたいな人たち」と表現すると、一同「“みたい”な!?」と大爆笑。兵動、吉弥は「インディーズから頑張ります」と返すなど、和やかな雰囲気が漂った。
『はい!丸尾不動産です。~本日、家に化けて出ます』
吉弥曰く、今作は「介護問題、嫁姑の関係など、リアルな部分が描かれている」とのこと。兵動は「ただ、冒頭からお化けが出てくるし、何よりこの二人(吉弥、三船)が夫婦ということがそもそも現実的ではない。俺でも良かったのに。腹たつわ〜!」と三船の夫役をつとめる吉弥に嫉妬。笑いの絶えない記者会見となった。
『はい!丸尾不動産です。〜本日、家に化けて出ます〜』は11月30日から12月2日まで大阪・ABCホールにて上演される。