格闘技にプロレス、エンターテインメントの一大イベント 11・3 『K=9WKA 令和元年記念公演 土浦祭 -クロスカウンターフェスティバル-』開催!
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『K=9WKA 令和元年記念公演 土浦祭 -クロスカウンターフェスティバル-』は11月3日開催
『K=9WKA 令和元年記念公演 土浦祭 -クロスカウンターフェスティバル-』(11月3日、茨城・霞ヶ浦文化体育会館)の大会発表会見が7月11日、都内・後楽園飯店で行われた。
大会を主催し、K=9WKA キックボクシング連盟代表を務める川村高則会長は、3年前の16年10月、同じく霞ヶ浦文化体育会館で『K-IN9S 2016 World Cup』を開催。ロシアとの太いパイプを活かし、3名のロシア人ファイター、タイ人、カンボジア人と国際色豊かな選手が揃うイベントを行った。今回はそれ以来の大会となり、キックボクシングとムエタイだけでなく、プロレス・ライブ・芝居もありと、まさにエンターテイメントを目一杯詰め込んだイベントとなる。
川村高則会長
会見の冒頭で川村会長は「キックボクシング、プロレス、格闘技、芝居、芸術、男女関係なく子どもから年配者まで、一緒に楽しんで頂くエンターテイメントのイベントです」と挨拶。大会を「土浦祭」の名にふさわしいイベントにしたいと語った。
また、大会顧問には映画『ゴッドファーザー』のモデルとなったラッキー・ルチアーノの血を引くマリオ・ルチアーノ氏が就任。23歳で来日し、現在はレストラン経営や作家として活躍するマリオ氏は「茨城のお祭りはかなり楽しみにしています。私はずっと格闘技のことを応援していて、川村会長との関係・縁ももう随分長くあります。今回のイベントのために頑張ります」と大会の成功にバックアップを約束した。
マリオ・ルチアーノ氏
当日は多数のタレントも出演が決定。長渕剛のものまねライブを披露する英二は「みなさんこんにちは、この場で唯一のニセモノです」と笑いを取りつつ、「僕はこういう雰囲気なんですけど、喧嘩は弱いです(笑)。なのでみなさんのガチの格闘技を見て、よい刺激を受けたらなと思います。自分以上のことはできませんが、自分以下のこと、未満のことをして帰る気は毛頭ございませんので、どうか一つニセモノですが、お手柔らかによろしくお願い致します」と、いかつい風貌とは逆に物腰柔らかに意気込みを語った。
英二
また、男たちの世界である大会を華やかに彩ってくれるのがアイドルユニット「イブ☆キュア」。当日はアイドルライブを行うが、「私たちは普段女優、アイドルユニットとして女優業の傍らライブ活動をしております。去年の9月にデビューさせて頂いてまだ1年弱なんですけど、リングで歌わせて頂くのは初めてなので、すごくメンバー一同ワクワクしております。当日は精一杯歌わせて頂きます」と、初々しく自己紹介しながら抱負を口にした。
アイドルユニット「イブ☆キュア」
その他、芸能パートとしては三善英史(第14回日本レコード大賞・新人賞受賞)の歌謡ショー、三善はツアー中のため会見を欠席となったが、「私の歌手人生の中で格闘技イベントでの歌唱は初めてのことで大変楽しみにしております。リングに上がるみなさまに比べると、私の歌唱は控えめな一面もあるかと思いますが、ご出演者同様に渾身の力を込めて歌い上げたいと思います。またご来場のみなさまにも喜んで頂ける構成を今から考えております」とコメントを寄せた。
大会のメインパートではキックボクシング・ムエタイ・プロレスで5試合を予定。大会実行委員長を務める仲ファイティングジムの仲俊光会長から以下のカードが発表された。
格闘技・プロレス部門対戦カード
格闘技・プロレス部門対戦カード
格闘技・プロレス部門対戦カード
【格闘技・プロレス部門対戦カード(全5試合)】
第1試合キックボクシング 3分5R K=9WKA日本スーパーライト級タイトルマッチ
大将(日本/キックボクシングジムKIX)
vs
アローン(カンボジア/エスジム)
第2試合キックボクシング3分5R K=9WKA 日本スーパーウェルター級タイトルマッチ
タッキー(日本/仲ファイティングジム)
vs
ボーイ (タイ/OZジム)
第3試合プロレスリング 30分一本勝負 土浦祭公演 特別マッチ
スーパー・タイガー(リアルジャパンプロレス)
vs
倉島信行(ドラディション)
第4試合キックボクシング 3分5R キックボクシング K=9WKA世界クルーザー級タイトルマッチ
NAKATA(日本/仲ファイティングジム)
vs
ノームノーイ(タイ OZジム)
第5試合キックボクシング 3分5R キックボクシング K=9WKA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ(メインイベント)
ユット(タイ/ZERO)
vs
コンイーサン(タイ/エスジム)
今回キックボクシング・ムエタイの中で、リアルジャパンプロレス提供試合として初代タイガーマスクの一番弟子であるスーパー・タイガーと藤波辰爾率いるドラディションの門番として名を馳せる倉島信行の対戦が行われる。リアルジャパンプロレスの平井丈雅代表はこの一戦を「この2人であれば格闘技の大会の中でもしっかりした強さ、リアルジャパンとしての姿を見せてくれると思って選びました」と自信を持って送り出す。
リアルジャパンプロレスの平井丈雅代表
会見に出席した2人は、「スーパー・タイガーはもう私なんかより上の方に、チャンピオンになってしまっていますが、でも常に彼の首は狩りたい、その意気込みでリングに立っています。その機会を今回提供して頂ける、男冥利に尽きます。スーパー・タイガー、全力で行かせて頂きます」とまず倉島が牙を剥けば、スーパーもこれに「プロレス界を代表して、この記念すべき大会に出る以上」と前置きして堂々の迎撃宣言。そして言葉を続け、「藤波辰爾の門番として活躍している倉島選手は非常に実力のある選手で、初代タイガーマスク 佐山サトルをして『遅咲きのスター』と言わしめた、この実力者としっかりしたレスリング、プロフェッショナルレスリングをこの大会で見せて、そして大会に花を添えたいと思います」と現レジェンド王者らしい、プライドの感じられる意気込みを語った。
キックボクシング4試合はヒジ・ヒザありで3分5Rのムエタイルール。4試合いずれも王座決定戦でK=9WKAのタイトルが懸けられた試合となる。
会見には第2試合で日本のタッキーと戦うボーイ(タイ/OZジム)とボクシングでの実績を持つNAKATA(日本/仲ファイティングジム)が出席。ボーイが「当日は本物のムエタイを見せたいので、いっぱい練習してお客さんに喜んでもらえるよう頑張ります」と語れば、NAKATAも「いま格闘技が盛り上がってまして、自分はボクシング出身なので腕っぷしの方で勝ちたいと思います」と重量級のクルーザー級らしいファイトを誓った。
第5試合はユット(タイ/ZERO)とコンイーサン(タイ/エスジム)、タイ人同士による世界タイトルマッチ。仲実行委員長は「なかなか日本ではタイ人同士の試合はないと思いますが、元トップランカーなので本当のムエタイ、すごい試合になると思います」と好勝負に期待を掛けた。
格闘技のみならず様々なジャンルが集結して行われるエンターテインメントの一大イベント「クロスカウンターフェスティバル」。当日は凡ちゃんこと大木凡人が進行を務め、会見は川村会長の「来年・再来年と毎年やっていきたい」という力強い言葉で締めくくられた。
『K=9WKA 令和元年記念公演 土浦祭 -クロスカウンターフェスティバル-』は11月3日開催