ニューヨークのミュージカル・クリエイターが生み出したソングサイクル・ミュージカル『HOMEMADE FUSION』が3度目の上演決定

2020年2月22日(土)～23日(日)にかけて、高円寺 Studio Kにおいてソングサイクル・ミュージカル『HOMEMADE FUSION』（ホームメイド・フュージョン）の上演が決定した。

本作はニューヨークで活動するミュージカル・クリエイター、マイケル・クーマン（音楽）とクリストファー・ダイモンド（脚本・詞）が生み出し、ニューヨークやロンドンなど様々な地域やプロダクションで上演されており、2016年の初演、2017年の再演に続き、3度目の日本版公演となる。

本公演の特徴として、作品のテーマや楽曲をより魅力的かつ言語の壁を超えて届けられるよう、作者のクーマン＆ダイモンドとやり取り重ねながら練り上げた日本語訳のほか、楽曲の差し替えや追加など日本版独自の構成を加えるなど一般的な翻訳上演に留まらず、各プロダクションで上演されている既存のバージョンをブラッシュアップした公演を目指して作者と共同で日本版を製作したという。

彼らの創り出した16曲で綴られるこの作品は、昨今国内でも耳にする機会の増えた、ひとつの事柄をテーマに1曲完結型の楽曲で綴る、ソングサイクル形式のミュージカルとなっており、日常の何気ない一コマから人生を一変させるドラマチックな瞬間や、心に秘めたアブノーマルな想いまで、誰もが『自分らしくありたい』と心の中に抱える普遍的な想いをテーマに、クーマンの『繊細かつドラマチックな音楽』とダイモンドによる『日常に溢れる人々の想いを一風変わった視点から捉えた歌詞』とが巧みに織り成す、新感覚のソングサイクル・ミュージカルとなっている。