“スターダムのアイコン”から“女子プロのアイコン”へ! 岩谷麻優が女子プロレス大賞を受賞
「女子プロレス大賞」を初受賞した岩谷麻優
東京スポーツ社「プロレス大賞」が発表され、スターダムに所属する岩谷麻優が2019年度の「女子プロレス大賞」を受賞した。
「プロレス大賞」は毎年12月、その年のマットで活躍したレスラーを表彰する、プロレス界では伝統のある賞。スポーツ新聞やプロレス雑誌の記者、フリーのプロレスライターなどが審査委員となって候補者を選考し、その後の投票で過半数を獲得したレスラーが受賞者となる。
2019年度の女子プロレス大賞を獲得した岩谷は、2011年の旗揚げ戦でデビューしたスターダムの生え抜き。現在はアメリカ・WWEで活躍する宝城カイリ(現カイリ・セイン)、紫雷イオとともに団体を支えてきた。
その身体能力の高さと華麗な技の数々には定評があり、プロレスセンスも抜群。2019年はROHの女子部門であるWOHの第3代王者として、新日本プロレス『G1 SUPERCARD』マディソン・スクエア・ガーデン大会に出場するなど、世界的な知名度をも上げた飛躍の年となった。
2019年4月にはWOHの第3代王者として、新日本プロレス『G1 SUPERCARD』マディソン・スクエア・ガーデン大会に出場した
華麗なムーンサルトプレス、オリジナルの二段式ドラゴン・スープレックス・ホールドを得意とする
岩谷は「スターダムのアイコン」の異名の通り、今やスターダムのみならず女子プロレスラーの憧れとなる存在。今回の女子プロレス大賞初受賞により、2020年は名実ともに女子プロレス界を牽引するスター選手として注目されることだろう。
今回の受賞に関し、岩谷は以下のコメントを寄せている。
「この度は女子プロレス大賞を受賞することができ、本当にありがとうございます。正直、取れるか不安でしたが、これからのモチベーションにつながりました。今年はマジソンスクエア・ガーデンで試合をして、赤いベルト(ワールド・オブ・スターダム王座)も巻き、世界に“岩谷麻優”という名前を広めることができた結果だと思います。今後は色んなことにどんどんチャレンジしていきたいので、今まで苦手だったトーク番組やメディア露出にも自信を持って挑戦していきたいです」
第12代 現ワールド・オブ・スターダムチャンピオンの岩谷麻優