アダム・クーパーのコメント到着 ミュージカル『SINGIN’ IN THE RAIN ~雨に唄えば~』公演日程が決定
英国の名門劇場、サドラーズ・ウェルズ劇場と日本の東急シアターオーブでのみ上演される、ミュージカルの決定版との呼び声が高い『SINGIN' IN THE RAIN ~雨に唄えば~』。主演のアダム・クーパーのコメントが到着、そして本公演の公演日程が2020年9月26日(土)~10月25日(日)に決定した。
初演のオリジナル主演キャストである、アダム・クーパーを筆頭に日本で三度目の再演となる本公演。アダムが演じる“ドン・ロックウッド”に会える最後のチャンスとなり、どんな公演になるのか期待が高まるばかりだ。
アダム・クーパー コメント
アダム・クーパー
2020年、「雨に唄えば」公演で東京に戻れることを心から嬉しく思います。2014年、2017年の公演では、素晴らしい日本の観客の皆さまから、信じられないほどの反響をいただき、素敵な経験でした。
私は日本のファンの皆さまのために演じることが大好きです。次のプロダクションが、これまでで最高のものになればと思います!またお会いするのが楽しみで待ち切れません!
エンターテイナーとしての華々しいキャリアを元に、今やサイレント映画界のビッグスターとなった俳優ドン・ロックウッド(アダム・クーパー)は、作品の中で常にカップルを組まされる大女優リナ・ラモントとプライベートでもカップルだと噂されていた。リナは本気だったが、そんな気がまったくないドンは、パブリックイメージが壊れないよう振る舞いながらも、ある日のプレビュー上映会の後、若手女優を目指すキャシーと偶然出会う。舞台女優を目指していたキャシーは、映画スター然と接してくるドンをたかが映画の有名人とわざと軽くあしらおうとするが、スターへの憧れは禁じ得ない。また、そんなキャシーの言動に傷つきつつ、省みて共感できるものを感じたドンは、駆け出しのキャシーが気になり始める。
まだサイレント映画全盛時代だったが、ある日『ジャズ・シンガー』という音声付き新たな作品が大ヒットし、映画会社は一斉に音声付き映画(ト-キー映画)に流れ始めた。ドンがリナを相手役に製作中だったサイレント映画も、トーキー化が検討される。ところが、作品の試写は大不評。致命的な問題が発覚したからだった。なんとリナは、その美貌とはかけ離れた悪声の持ち主だったのだ。
そこでドンは、昔からの友人コズモと共に、若手実力派のキャシーを相手役にした、だんだん人気を集め始めた作品の“ミュージカル化”を会社に提案するのだが……。
ミュージカル『SINGIN’ IN THE RAIN ~雨に唄えば~』とは
言わずも知れた名優ジーン・ケリーとデビー・レイノルズによる名作ミュージカル映画『雨に唄えば』を元に、英国ロイヤルバレエ団の元プリンシパル、アダム・クーパーを主演に迎え、英国名門パレス・シアターで2012年に初演され大ヒットを記録したのが本作です。そのヒットを受け世界ツアーが展開されているが、2014年、日本公演だけに特別にオリジナルキャストのアダムが出演した。その華麗なステップで日本で4万人を超える観客を魅了し、当時、会場となった東急シアターオーブの海外招聘ミュージカルでの最高動員記録を樹立。
その後一旦カンパニーは解散したものの、日本のファンからの熱烈なアンコールを受けて2017年に再演され、日本初演を上回る6万人の動員を達成した。そして2020年、パレスシアターと同じく英国名門のサドラーズ・ウェルズ劇場と共に、三たびカンパニーを再結成し、英国公演後に日本で上演する。