指揮者・坂入健司郎ら3タイトルがリリース決定 次代を担う若手アーティスト限定のクラシック・レーベル“オーパスワン”
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左から 指揮者・坂入健司郎、ヴァイオリニスト・福田廉之介、メゾ・ソプラノ・高野百合絵。
クラシックのニュージェネレーションをさらに掘り起こすべく2019年に誕生した日本コロムビアのクラシック・レーベル、オーパスワンより、第2期として、2020年1月22日(水)に3人の新たなアーティストのアルバムがリリースされることが決定した。
今回リリースされるのは、指揮者の坂入健司郎、ヴァイオリニストの福田廉之介、メゾ・ソプラノの高野百合絵。
注目は、サラリーマンでありながら指揮活動を繰り広げ、自ら東京ユヴェントス・フィルや川崎室内管弦楽団など楽団を組織しながら「指揮者」というポジションの可能性を拡げている坂入健司郎。20世紀前衛音楽の道を切り拓いた問題作「月に憑かれたピエロ」でオーパスワンに参画する。
坂入健司郎
また、20歳のヴァイオリニスト・福田廉之介は、これまでに、2014年メニューイン国際コンクール(ジュニア部門)優勝を皮切りに、ハイフェッツ国際、ハノーファー国際など、主要国際クールでの入賞を重ねている逸材。スイス・シオンの音楽学校をわずか1年で首席卒業したのち、ローザンヌ高等音楽院に飛び級入学。ヨーロッパを中心とした演奏活動を経て、日本での活動をいよいよ本格始動させる中で、今回のリリースとなったという。
福田廉之介
また在学中にNISSAY OPERAのオーディションで主要な役を射止め、その後も主要オーケストラからのオファーなどが相次いでいるメゾ・ソプラノの高野百合絵は、持ち前の日本人離れした長身から繰り出す大きな表現で、スペインの歌曲を中心としたアルバムを送り出す。
高野百合絵
オーパスワンレーベルは、今年1月に第1期の5人のアーティストを世に送り出したが、第1期アーティストによるコンサートも継続して東京・Hakujuホールで開催されている。第1期アーティストのピアニスト・古海行子によるコンサートが今週12月26日(木)19:00から開催予定。