マクミラン版『ロミオとジュリエット』がバレエ映画に マシュー・ボール、フランチェスカ・ヘイワードら英国ロイヤル・バレエ団ダンサーが出演
2019.12.27
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2020年春、ケネス・マクミラン振付の不朽の名作『ROMEO AND JULIET(原題)』が、邦題『ロミオとジュリエット』として日本公開されることが決定した。
シェイクスピアの国の英国ロイヤル・バレエ団が誇る傑作、巨匠ケネス・マクミラン振付のバレエ『ロミオとジュリエット』。1965年にコヴェント・ガーデンで初演された本作は、40分間も拍手が鳴りやまず、43回ものカーテンコールが行われるという大成功を収めた。ロイヤル・バレエにおいては400回以上も上演されている。
今回公開が決定した映画版は16世紀のヴェローナの街を再現したオールロケで撮影。名曲プロコフィエフの音楽に乗せ現代的でスピーディな演出と劇場用映画ならではのカメラワークにより、さらにドラマティックな形で表現されているという。
キャストとして登場するのは脇役に至るまで、演劇的バレエでは他の追随を許さない英国ロイヤル・バレエ団を代表するダンサーたち。映画『キャッツ』で白猫ヴィクトリア役を演じ話題のプリンシパル・ダンサー、フランチェスカ・ヘイワード、そして期待の若手ファースト・ソリストのウィリアム・ブレイスウェルが、運命に翻弄された恋人たちを演じる。また敵役のティボルトには、マシュー・ボーン版『白鳥の湖』で男性の白鳥として主演し、今バレエ界で最も熱い視線を浴びるプリンシパル、マシュー・ボールが登場。本作では原作の登場人物の実年齢に近い、若いダンサーたちが主要なキャストとして選ばれ、演技と共にバレエの超絶技巧も披露する。
上映情報
『ロミオとジュリエット』
2 0 2 0年 春 T O H Oシネマズシャンテ 他 全国ロードショー
■監督:マイケル・ナン
■撮影監督:ウィリアム・トレヴィット
■振付:ケネス・マクミラン
■音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
■美術:ニコラス・ジョージディアス
■キャスト:フランチェスカ・ヘイワード、ウィリアム・ブレイスウェル、マシュー・ボール、マルセリ-ノ・サンベ、ジェームズ・ヘイ、トーマス・ムック、
クリストファー・サウンダース、クリスティン・マクナリ-、ベネット・ガートサイド、金子扶生 ほか
■原題:ROMEO AND JULIET
■公式サイト:https://romeo-juliet.jp/
■配給:東宝東和
(C)Bradley Waller