松居大悟主宰の劇団ゴジゲン 舞台『ポポリンピック』で初の札幌公演決定
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2020年 1月25日(土)~27日(月)、札幌・扇谷記念スタジオ シアターZOOにおいて、劇団ゴジゲンが舞台『ポポリンピック』を上演することになった。昨年12月に福岡公演を開催、現在、東京・こまばアゴラ劇場にて上演中の本公演だが、初の札幌公演(シアターZOO提携公演)が決まり、全国4都市(福岡・札幌・東京・京都)で上演することになる。
この作品は、 2020年の東京オリンピック・パラリンピックを題材にした新作舞台で、作・演出を劇団ゴジゲン主宰の松居大悟が手掛ける。オリンピック・パラリンピックに出場できない競技・選手、選ばれる土俵にする立てなかった男にスポットを当てた物語となる。
劇団「ゴジゲン」は2008年に旗揚げ、劇団公演のみならず、テレビや映画、舞台と多方面で活躍している。劇団員で室蘭出身の本折最強さとしは、故郷北海道でゴジゲンとして初めて舞台に立つ。またゲストを招いてアフタートークも予定している。作・演出の松居大悟と本折最強さとしからコメントが到着したので紹介しよう。
作・演出 松居大悟コメント
松居大悟
北海道は寒いけれど心は熱い。映画祭などに参加して、なんだかそんな思いを抱いています。ゴジゲンという劇団が、ポポリンピックという公演が、札幌の方にどう受けとめてもらえるか楽しみです。マラソンと競歩を行うこの街で、東京五輪に選ばれなかった男たちの物語。たくさんの笑顔に出会えたらいいなと思うし、 最強の嬉しそうな顔が見たいです。アフタートークゲストで、所縁のある、納谷さん、シンゴとどんな話ができるかも楽しみです。どうぞ劇場に暖まりに来てください!札幌公演に向けて、気合い入ってます!
本折最強さとしコメント
本折最強さとし
ご無沙汰してます。 ただいま。 知らない方の方が大多数だと思いますので、 初めまして。 本折最強さとしと申します。故郷から18年離れると名前にミドルネームが入ってくるんですね。今回自分が所属する劇団ゴジゲンで初めての凱旋公演ということで大変嬉しく思います。また一つ夢が叶いました。「演劇は勝敗のないスポーツだ」というのは僕が勝手に考えた言葉ですが、アスリートを演じられるギリギリの年齢でスポーツを描いた作品になりました。普段演劇を観ない人には単純に笑っていただき、演劇好きの人には感じたことのない体験をしていただけると思います。ご期待ください!
2020 年、ここでオリンピック・パラリンピックが行われる。
プレイヤーとして生きていて、 機会は今回しかないだろう。
だけど彼は出られない。
選ばれる資格すらなかった。
多様性と調和。多様性と調和? どこにも居場所なんてないならば―――
さあ、彼の物語を始めよう。
選ばれなかったら、 作るまでさ。
公演情報
前売 3,500円/当日 3,800円 学生割引 2,500円 (枚数限定/要学生証提示)