イ・ヨンエが『親切なクムジャさん』以来14年ぶりスクリーン復帰 映画『ブリング・ミー・ホーム(原題)』日本公開が決定
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映画『ブリング・ミー・ホーム(原題)』が9月に日本公開されることが決定した。
『ブリング・ミー・ホーム(原題)』は、女優イ・ヨンエが2005年の『親切なクムジャさん』(パク・チャヌク監督)以来、14年ぶりのスクリーン復帰を果たした映画。
イ・ヨンエは、ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』(2003年から2004年)で日本でも知られ、その後の『親切なクムジャさん』では、同ドラマのイメージを覆す演技で韓国最大の映画の祭典・青龍映画賞や、シッチェス・カタロニア国際映画祭で最優秀女優賞を受賞。名実ともに韓国を代表する俳優となっていたがイ・ヨンエだが、2009年の結婚、その後出産、子育てのため芸能活動を休止していた。そんなイ・ヨンエが、本作『ブリング・ミー・ホーム(原題)』でスクリーンにカムバックする。
イ・ヨンエが6年前に失踪した息子を探し続ける母親を演じた本作は、韓国映画として本国で初登場1位を獲得(Box Office Mojo 調べ)。また、本国公開前にはトロント国際映画祭に招待され、海外の新人監督作品を紹介するディスカバリー部門でワールドプレミアを迎えた。また、『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』のユン・ジョンビン監督からは、「イ・ヨンエはカムバックに正しい映画を選んだ。この映画はあなたを虜にし、心を溶かしてしまうだろう」と、作品を評している。
本作の脚本・監督を手掛けたのは、新鋭キム・スンウ氏。本作で、韓国映画界に爪跡を残す鮮烈なデビューを飾っている。公開決定にあわせ、本作のティザービジュアルも解禁。「愛する息子のために、母はどこまで強くなれるのか?」というコピーとともに、涙を流しながらも力強い視線をむけるイ・ヨンエの姿が印象的だ。
『ブリング・ミー・ホーム(原題)』は2020年9月、新宿武蔵野館 他 全国順次ロードショー。