楠本桃子のゲームコラムvol.111 冬真っ只中!雪景色が印象的なゲーム3選

2020.1.11
コラム
アニメ/ゲーム

※公式サイトより引用

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あけましておめでとうございます!今年も楠本桃子のゲームコラムをよろしくお願いいたします。

年明け一発目に紹介するのは、雪景色が印象的なゲーム。ゲームには多くの景色が登場しますが、個人的にはなぜかその中でも雪景色のシーンが印象に残ることが多いです。冬真っただ中のこの季節を堪能できるベストゲーム、ベストシーンを紹介します!

 

『イケニエと雪のセツナ』

※公式サイトより引用

タイトルにも「雪」が入っている本作は、舞台のすべてが雪に閉ざされた世界。どこまで行っても一面の銀景色が広がります。

「とりもどそう。ボクたちのRPG」がキャッチコピーとなっており、システム面は古き良きJRPGを彷彿とさせます。バトルのベースは『クロノ・トリガー』のATB2.0がベースとなっているため、プレイをしていてどこか懐かしい気持ちを感じるプレイヤーの方も多いのではないでしょうか。

『クロノ・トリガー』のファンなら思わずニヤリとしてしまう技名も登場しています!バトルの難易度も簡単すぎず難しすぎず、丁度良いバランスとなっており、気持ちよく戦うことができます。

ストーリーは
その島には、古来より伝わる習わしがあった。
十年に一度いけにえを捧げ、魔物の被害を抑制する。このいけにえの儀式により、島の平穏は保たれてきた。
ところが、次の儀式の年を待たずして、魔物の被害が急増し始めたのだ。
事態を重く見た島の人々は、例外であるものの再度いけにえを捧げることで魔物たちを鎮めようと考えた。
いけにえの名は“セツナ”。極めて高い魔力を持つ18歳の少女。いけにえの儀式が行われる“最果ての地”へ“セツナ”は護衛隊とともに旅立ってゆく――。

といったもので、自らが生贄となるために旅立つ少女とその親衛隊のお話。少し切ないストーリー設定ですが、是非この冒険は最後まで見届けてほしいです……!

ピアノをメインに置いたBGMも雪の世界とマッチしており、世界観により没入することができます。全編を通して雪の中を進んでいくことになるため、プレイ中には実際にその冷気を感じるような気がしてきます。炬燵の中や布団の中など、温かい場所でのんびりとプレイしてみてください。

 

『ドラゴンクエストⅡ』

※製品紹介サイトより引用

言わずと知れた国民的ゲームシリーズ『ドラゴンクエスト』の中にも、様々な雪原地帯が登場します。今回はその中でも数々のプレイヤーを絶望に陥れてきた「ロンダルキア」を紹介!

『ドラゴンクエストⅡ』のラストダンジョンが待ち構える地、ロンダルキア。そこは一面の雪世界であり、荘厳な山々に囲まれた地でもあります。

エンカウント率が高く、登場するモンスターも即死魔法を連発してきたり、協力なクリティカル攻撃を行ってきたり、全体攻撃を行う敵が多数登場したり……。物語終盤、最難関のロンダルキア地方は突破も一筋縄ではいきません。

また、ロンダルキアに至るまでの洞窟が超高難易度となっており、如何にして突破するか頭を悩ませるプレイヤーが続出しました。ドラクエシリーズの中でも最難関呼ばれるこのダンジョンは、落とし穴や無限ループといったいやらしいギミックが点在。そのうえ、出現する雑魚モンスターも全てボス並の強さ。

雪が降り積もるエリアにいくためには、この長い長いダンジョンを突破しなければなりません。ロンダルキアの場合は綺麗な雪景色を楽しみながら……とは言えないスリリングな銀世界を楽しむことができるので腕に自信のある方におススメです!

 

『MOTHER2』

※製品紹介サイトより引用

『MOTHER2』での雪のステージといえば「ウィンターズ」。仲間の一人である「ジェフ」が暮らす寄宿舎がある、雪に覆われた地域です。

このステージは可愛らしいBGMにより雪景色が一層際立っており、『MOTHER2』の中でも人気が高いステージです。ゲーム中、ストーリー進行の関係で最低3回は来ることになるため、印象に残っているプレイヤーの方も多いのではないでしょうか。

「スノーウッド寄宿舎」や「タス湖」、「低予算ダンジョン」、「ストーンヘンジ」といった特徴的なエリアがあるのもここ。可愛らしい「バルーンモンキー」というキャラクターにも会えます。

ドット絵の柔らかな雰囲気と雪の景色が合わさり、積雪地帯の厳しさを感じさせない「ウィンターズ」。前述したふたつの雪世界とは異なり、絵本のようにあたたかな世界を旅してみたい方は、『MOTHER2』を是非遊んでみてください!