『呪怨』『犬鳴村』清水崇監督がMs.OOJAを演出 女優・三吉彩花がジャケット・ビジュアルをプロデュースした「HIKARI」MVを公開
左から、Ms.OOJA、三吉彩花
Ms.OOJAの新曲「HIKARI」が本日2月5日(水)にデジタル配信をスタート。あわせて、ミュージックビデオが解禁された。
「HIKARI」は、2月7日公開の映画『犬鳴村』の主題歌。『犬鳴村』は、「日本最凶の心霊スポット」と呼ばれる“犬鳴村”を舞台に、『呪怨』などで知られる清水崇が描くホラー映画。犬鳴村は、福岡県の旧犬鳴トンネルの先に位置し、様々な噂が囁かれる“日本地図から存在が抹消された村”とされている。主演をつとめる三吉彩花は、公開中の映画『ダンス・ウィズ・ミー』などで知られる女優。メガホンをとる清水崇監督とは、本作で初タッグを組むことになる。三吉演じる臨床心理士・森田奏は不思議と昔から霊が見えてしまう体質。奏の兄・悠真とその恋人・明菜が伝説とされている犬鳴村に足を踏み入れたことから、奏は不可解な事件に巻き込まれていく。
「HIKARI」は、同映画の主演・三吉彩花がジャケット写真とアーティスト写真をプロデュース。さらに、清水崇監督がMVの演出を担当している。
清水崇監督
三吉が映画『犬鳴村』の撮影に入った頃、Ms.OOJAも同現場でMV用の映像を撮ることに。その時に初めて会ってから、ふたりは意気投合し、以後も親しく交流しているという。Ms.OOJAが映画『犬鳴村』の主題歌に決定したことから、もともとスタイリングやビジュアルプロデュースに興味を持っていた三吉にプロデュースを依頼。三吉が快諾し、Ms.OOJAのビジュアルプロデュースを初挑戦することとなった。
「HIKARI」ジャケット写真
三吉は、スタイリスト、カメラマン、ヘアメイクを自ら提案。スタイリストに安室奈美恵やAI、E-GIRLSなどを手掛ける後藤則子氏、カメラマンに神戸健太郎氏、ヘアメイクに牧野裕大氏を起用している。ビジュアルは、「HIKARI」というタイトルから光にもこだわり、衣装の素材感も風に揺れた時に綺麗になびくものを選んだりと、三吉自身がこだわり抜き、撮影時には自らブロアー(撮影の際にモデルの髪をなびかせるのに使う器具)を手に参加したとのこと。
Ms.OOJA「HIKARI」ビジュアル
なお、MVは清水監督にとって、映画の主題歌としては初監督作になったという。楽曲も未定のまま映画の撮影中に現場で並行して撮影されたシーンと、映画完成後に本編で使用されたトンネルを使うなどして制作。Ms.OOJAと監督とでセレクトしたお気に入りの映画シーンも取り入れて構成されている。
Ms.OOJA、三吉、清水監督のコメントは以下のとおり。
Ms.OOJA
三吉ちゃんにアー写プロデュースをしてもらって、彼女も撮られるのは慣れてるけど、撮る側になるのは初めて!と最初の打ち合わせでは戸惑っていた様子でしたが、実際に撮影になるとその研ぎ澄まされた感性を発揮していました。初めて画面で写真を見た時にそこには今までにない自分の姿があって、やはり彼女に任せて間違いなかったと確信しました。新しいMs.OOJAを引き出してくれましたね。
清水崇さんが監督してくださったMV撮影では、異例の一年越しの撮影ということで、「どんな仕上がりになるんだろう??」思っていたんですが、実際出来上がった映像を見たらすごく幻想的で、でも強さもあって、曲と映画の世界がより一つに結びついた感覚がありました。撮影も編集も、ご自身の世界観をつらぬきながら、私の意見にもとことん耳を傾けていただき、一緒に作り上げてくれたことに感謝しています。壮大な曲にぴったりな素晴らしいMVになりました!
三吉彩花
私にとって、とても光栄に思う企画でした。見たことのないOOJAさんをたっぷりと感じていただけると思います。
清水崇(監督)
これまで…こんなにも映画と主題歌の世界観が一致した事は無かった。Ms.OOJAには、撮影前から映画のイメージを話し、楽曲が無いのに彼女を撮影し、完成前の映画を見せ、共に楽曲デモを聴き、歌詞を考想した…完成した歌声を持って映画の現地トンネルに立ち返り、MVまで手掛けた。映画監督にとって、ここまで主題歌やアーティスト、そして主演女優や作曲家とクリエイティブに共鳴しあえるのは至福の時間でした。