永田崇人、阿久津仁愛がW主演 いしいしんじの長編小説を舞台化した音楽劇『プラネタリウムのふたご』の上演が決定
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(左から)永田崇人 阿久津仁愛
2020年6月~7月愛知、東京、大阪で、音楽劇『プラネタリウムのふたご』の上演が決定した。三島由紀夫賞候補にもなった、いしいしんじの傑作小説『プラネタリウムのふたご』を、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』、『リューン』などで活躍する永田崇人がテンペル役で、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンで越前リョーマ役を演じた阿久津仁愛がタットル役としてW主演を務める。
脚本・演出は2015年に『つながる音楽劇「麦ふみクーツェ」~everything is symphony!!~』で、いしい作品の脚本・演出を務めたウォーリー木下が手掛ける。本作が2作目となり、いしいしんじワールドをより深化させ、新たな音楽劇を創り出すだろう。このたびウォーリー木下、永田崇人、阿久津仁愛からコメントが到着した。
脚本・演出:ウォーリー木下
5年前に上演した音楽劇『麦ふみクーツェ』からの2度目のいしいしんじさん原作の舞台化。念願の、ってやつです。20代のはじめの頃、いしいさんの小説と出会って、その世界、物語が永遠に続くような(本を閉じても)感覚、そういうものに憧れ自分も演劇を作ってきました。『プラネタリウムのふたご』も、頁を広げなくても僕の身体の中で生きています。もう15年以上前だというのに!もちろんスタッフ・キャスト、僕が信頼している人たちに集まってもらいました。演劇と文学と音楽が交差する、イメージとドラマが星座のように繋がる景色を作ります。お楽しみに。
テンペル役・永田崇人(ながたたかと)
テンペル役を演じます。永田崇人です。演出家のウォーリー木下さんとは8度目の作品です。ふたごのタットルを演じる仁愛とは4年前の演技レッスンからの仲で、とても感慨深いです。このふたごの物語がどんな風に色づいていくのか、今からワクワクしております。都心ではあまり観ることの出来ない美しい星空をお届けできたらなと思います。
タットル役・阿久津仁愛(あくつにちか)
ミュージカル『テニスの王子様』が終わり初めての作品となります。新たな環境、新たなステージに立てること本当に光栄です。また、事務所の同期で尊敬する先輩である崇人くんと、ふたごでW主演として共演することが出来るのがとても嬉しくて楽しみです! 今まで培ってきた経験を活かしつつ、先輩方から沢山のことを吸収しながらタットルとして素敵な舞台をお届けできるように全力で挑みます。
だまされる才覚がひとにないと、
この世はかさっかさの世界になってしまう。
星の見えない村のプラネタリウムで拾われたふたごの赤ん坊。
彗星にちなんで名前をつけられたふたごは、星の語り部の男に育てられ、ひとりは手品師に、ひとりは星の語り部になった。
おのおのの運命に従い彼らが果たした役割とは?
公演情報
会場:東海市芸術劇場⼤ホール