吉田鋼太郎演出、小栗旬主演『ジョン王』はオールメール公演 中村京蔵、玉置玲央ら全キャスト&ツアー公演詳細が決定

2020.2.13
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2020年6月に彩の国さいたま芸術劇場  大ホール(埼玉公演)にて上演される彩の国シェイクスピア・シリーズ第36弾『ジョン王』の全キャストと公演詳細が決定した。埼玉公演は2020年6月8日(月)~6月28日(日)、名古屋公演は2020年7月3日(金)~7月6日(月)(御園座)、その後2020年7月10日(金)~7月20日(月)(梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ)にて大阪公演が行われる。

1998年のスタート以来、彩の国さいたま芸術劇場の芸術監督・蜷川幸雄のもとでシェイクスピア全37戯曲の完全上演を目指し、 国内外で話題作を発表し続けてきた彩の国シェイクスピア・シリーズ。 2017年12月、シリーズ2代目芸術監督に就任した俳優・吉田鋼太郎が演出する『アテネのタイモン』でシリーズが再開され、2019年2月に『ヘンリー五世』を上演、2020年2月には『ヘンリー八世』が控える。 ラスト前となる第36弾は2020年6月上演『ジョン王』。英国史上最も悪評の高い王であろうジョンの治世を描いた歴史劇だ。キャストとして、主演“私生児フィリップ”役に本シリーズ14年ぶりの出演となる小栗旬、“ジョン王”役の横田栄司、そして演出・出演の吉田鋼太郎が発表されていた。

すでに公開されていたビジュアル  提供:ホリプロ

今回は前芸術監督・蜷川幸雄の時代から度々上演されてきた、女性の登場人物含めすべての役を男性キャストが演じる“オールメール”公演となるという。演出の吉田が「モーレツな女性」と評する3人の女性達には、ジョン王の母“皇太后エリナー”役に中村京蔵、正統な王位継承権を持つ幼きアーサーの母で息子を王にすべく奔走する“コンスタンス”役に玉置玲央、ジョン王の姪でフランス皇太子と結婚する姫“ブランシュ”に植本純米が決定。また、吉田演じる“フランス王”の息子“皇太子ルイ”役に白石隼也など、シリーズ初参加の若手からシリーズ常連の面々まで、多様な俳優陣が集結した。

左から 中村京蔵、 玉置玲央、 白石隼也、 植本純米  提供:ホリプロ

公演情報

彩の国シェイクスピア・シリーズ第36弾『ジョン王』 全公演中止
 
<キャスト>
小栗旬 横田栄司
中村京蔵 玉置玲央 白石隼也 植本純米
間宮啓行 廣田高志  塚本幸男  飯田邦博  二反田雅澄 菊田大輔 水口てつ 鈴木彰紀*  竪山隼太*  堀 源起*  阿部丈二 山本直寛 續木淳平*  大西達之介 坂口舜 佐田 照/心瑛(Wキャスト)
吉田鋼太郎
*=さいたまネクスト・シアター
 
<スタッフ>
作:W.シェイクスピア
翻訳:松岡和子
演出:吉田鋼太郎(彩の国シェイクスピア・シリーズ芸術監督)
 
制作:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団、 ホリプロ
企画:彩の国さいたま芸術劇場シェイクスピア企画委員会
 
<埼玉公演>
期間:2020年6月8日(月)~6月28日(日)
会場:彩の国さいたま芸術劇場  大ホール
主催:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団
制作:(公財)埼玉県芸術文化振興財団/ホリプロ
企画:彩の国さいたま芸術劇場シェイクスピア企画委員会
お問い合わせ:彩の国さいたま芸術劇場
TEL:0570-064-939(休館日を除く10:00-19:00)
 
<名古屋公演>
期間:2020年7月3日(金)~7月6日(月)
会場:御園座
主催:御園座
お問い合わせ:御園座
TEL:052-222-8222(10:00~18:00)
料金:A席11,500円/B席8,000円(全席指定・税込)
 
<大阪公演>
期間:2020年7月10日(金)~7月20日(月)
会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
主催:梅田芸術劇場
お問い合わせ:梅田芸術劇場
TEL:06-6377-3888(10:00~18:00)
料金:全席13,000円(全席指定・税込)
 
<あらすじ>
イングランド王ジョン(横田栄司)の下へ、 先王リチャード1世の私生児だと名乗る男が現れる。 ジョンの母エリナー皇太后はその私生児フィリップ・ザ・バスタード(小栗旬)を親族と認め従えることを決める。
そこへフランス王フィリップ2世(吉田鋼太郎)からの使者がやってくる。 領地の引渡しと、 イングランド王位を正当な王位継承者であるアーサーに譲り、 領地を引き渡すよう、 要求しにきたのだ。 それを拒んだジョン王は、 私生児を従えてフランスと戦うために挙兵する。
戦闘を開始した英仏両軍の互角の勝負の中、 私生児が両軍に戦闘地の市民への攻撃を提案、 一転して両軍は協力体制となるが、 今度は市民がイングランド王女とフランス皇太子の結婚を提案、 両国の和睦を促す。 賛同した両王のもと、 すぐに結婚式が行われるが、 今度はそこにローマ法王の大使パンダルフが現れ、 フランス王に対し、 キリスト教会と対立するジョン王との関係を絶つか、 ローマ法王の呪いを受けるかの選択を迫る。 悩んだ末にフランス王はジョン王と手を切ることを決意するが、 結果としてフランス軍は敗れてしまう。 両王の思惑が入り乱れる中、 事態は展開し、 、 、
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