江口洋介が実写映画『るろうに剣心 最終章』で斎藤一役を続投 「剣心や斎藤も世の中の流れとともに変化する」
-
ポスト -
シェア - 送る
江口洋介演じる斎藤一 (C)和月伸宏/集英社 (C)2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
7月3日(金)、8月7日(金)に連続公開の形で封切られる『るろうに剣心 最終章 The Final』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』に、江口洋介が出演していることがわかった。
和月伸宏原作の漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』は、1994年から1999年まで『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載。現在、『ジャンプスクエア』(集英社)にて、最新作『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-』が連載中。激動の幕末を戦い抜き、「人斬り抜刀斎」として恐れられた緋村剣心が、逆刃刀を手に仲間たちとともに活躍する姿を描いた作品だ。佐藤健主演、大友啓史監督で実写化されたシリーズは、2012年の『るろうに剣心』が興行収入30.1億円・観客動員数239.5万人、2014年の『るろうに剣心 京都大火編』が興行収入52.2億円・観客動員数403.1万人、2014年の『るろうに剣心 伝説の最期編』が興行収入43.5億円・観客動員数340.3万人を記録している。
6年ぶりの新作となる最終章は、これまでのシリーズ同様、佐藤健主演、大友啓史監督の体制で製作。動乱の幕末期と明治維新後を舞台とし、これまで語られることのなかった剣心の十字傷の謎に迫る物語と、志々雄真実を操っていた武器商人“縁(えにし)”との戦いが描かれる。これまで、緋村剣心役の佐藤のほか、神谷薫役の武井咲、相楽左之助役の青木崇高、高荷恵役の蒼井優の続投が発表。さらに、剣心の十字傷の謎を知る上海マフィアの頭目・縁役で新田真剣佑の出演が明らかになっていた。
新たに出演が発表された江口は、これまでの『るろうに剣心』シリーズでも演じてきた斎藤一役で、『The Final』、『The Beginning』両作へ出演。斎藤は、元新選組三番隊組長として、敵である剣心と共に幕末の動乱を生き抜き、明治時代には警官として、「悪・即・斬」を信念に生きた人物。『The Final』、『The Beginning』でも、剣心と因縁を残したまま、新たな時代で別々の道を歩み始めながら共に戦いに身を投じていく。
1作目から8年を経て、江口は、「同じ役を長年やり続けるということはそうないことなのでとても光栄です。その反面、今まで作り上げてきたキャラクターだからこそ逃れられないですし、自由にはできないところが大変でもありましたね。特に、今回は撮影に半年以上掛かり、その間はずっと緊張感を維持しなければいけないので苦労しましたが、撮影したこの画が全て繋がっていくと思うと、これはとんでもない映画になるなと確信しました(笑)」と、演じ続けてきた斎藤役を振り返る。また、「これだけ大人数のスタッフとスケールの大きいセット、大規模な撮影を体験し、改めて『るろうに剣心』という作品の凄さを感じました。スタッフの熱量と意気込みに、こちらも奮い立つという感じでした」と語っている。
『The Final』、『The Beginning』それぞれの撮影については、「かなりエネルギーを使いました。それは『The Final』と『The Beginning』はストーリーや時代が全く違うので、セリフの言い回しやトーンも変わってきます。幕末から明治という新時代になり、剣心や斎藤も世の中の流れとともに変化する様は見所です。その振り幅は、2作品を続けて観ると相当な見応えがあると思います」と明かしている。
なお、『るろうに剣心 最終章』は約7ヶ月にわたる撮影を終え、現在編集中。2月21日(金)には特報映像が解禁される予定だ。
『るろうに剣心 最終章』The Finalは7月3日(金)、The Beginningは8月7日(金)、 2作連続ロードショー。